ETCのあれこれ
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高速道路の料金所はETC専用に?
今使っているETC車載器は使えなくなる?
など
国土交通省 高速道路「料金所のETC専用化」(有人ブース廃止)で検討
国土交通省は7月2日、新型コロナウイルス感染症対策に対応した高速道路施策の検討について議論するため、社会資本整備審議会道路分科会 第38回国土幹線道路部会を開催。
現在利用率が約93%となっているETCについて、感染症対策にかかわる「新たな生活様式」(利用者と係員の身体的距離の確保や電子決済の利用)の観点から、「料金所のETC専用化」(現金収受の有人ブース廃止)の方針で検討していくことになった。
7月3日には、国交省 赤羽一嘉大臣が報道陣からの質問に対応。会では今般のコロナ禍において、高速道路の料金収受員が感染し、一部の料金所でETC専用で運用された例が報告され、上記に関する議論があったとし、「クレジットカードの非保持者への対応についても大変重要な論点だと思いますので、そうしたことも部会において必要な対応等を検討していただくように進めていきたい」と述べている。
との事で、決定ではないものの、新型コロナがまさか高速道路の料金支払い方法にまで影響したことは驚きです。
今使っているETC車載器は使えなくなる?
他にも今後、ETCについては大きな問題が発生します。
何と2022年12月から、一部のETC車載器が使えなくなります。
対象は2007(平成19)年以前の技術的認証を受けた一部機種ですが、今後、2030年までにはさらに多くの機種が使用不可となる見込みです。
これは「スプリアス問題」という電波の話が関わっているのですが、簡単に言えばセキュリティの問題でETCの電波の規制が変わるという事です。
【参考】旧スプリアス規格※に基づいて製造されたETC車載器について
車載器が新規格か旧規格かを商品外観から識別する方法は、車載器本体などに記載された19桁の「車載器管理番号」が「1」から始まっていれば新規格対応、「0」からであれば旧規格です。
といってもどこを見たら良いかは難しいのでこちらを参考にしてください。
まだある!ETCの問題
更に今は従来のETCとETC2.0の2つの規格が存在してします。
その違いについては、また改めて記事を載せる予定です。