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トラックが悪いんじゃん……と言ったって事故ったら悲惨! 知っておくべき大型トラック運転士の「見えにくい場所」とは
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WEB CARTOP より

自転車と大型車が混走する日本の道路状況は危険がいっぱい


 狭い国土でありながらも沢山の車両が街を行き交う、交通大国日本。便利な存在とは、使い方を誤るととんでもなく危険なモノへと変貌を遂げる。自動車は凶器とはよくいったもので、日本では毎日のように痛ましい交通事故が発生しているのだ。

 そんな日本で暮らしている以上、交通事故はもちろん他人事ではない。「自分は事故を起こさない」という謎の自信をおもちのドライバーが多いようにも感じられるが、たとえ自分に非がなくとも、貰い事故というものが存在する。そう、いつ交通事故の被害者や加害者になってしまっても不思議ではないのだ。そして、交通事故の当事者になってしまうと、最悪の場合は命を落としてしまうことになる。その危険性を理解して日本の交通社会で生きている人たちは、はたしてどれくらい存在しているのだろうか。

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 とくに自転車や原付バイクに乗っている人たち。もっとも命を落としやすいといっても過言ではないほど危険な車両に乗っているにもかかわらず、とても無謀でいい加減な運転をしている人が数多く見受けられるのだ。

 その背景には、弱者保護という日本の悪しき文化が災いしているのかもしれない。自身が悪いと認識していながらも、どこかで「クルマが来ないだろう」や「クルマ側が避けるだろう」などという甘えが、自身を危険に追いやっているのだ。

 しかし、いくら交通事故の過失を自動車側に押し付けることができたとしても、命を失ってしまっては元も子もない。わが身を守るためにも、交通事故を起こさないための注意を欠かすことは賢いとはいえないだろう。



 かくいう筆者は、過去に大型トラックのハンドルを握って全国各地を走っていた。幸いにも大きな事故に直面したことはないが、自転車や原付バイクに対してヒヤリとした経験は、数え切れないほど存在する。目の前に突如として割り込んできたり、突如として進路を変えて左折している車体の左側に突っ込んできたり。

 そのような経験は嫌という程してきたのだが、彼らの気もちがわからないでもない。大きな車体をもつ大型トラックは、視線の妨げとなるため邪魔な存在であるだろうし、実際に乗ってみなければその危険性や特性などを理解できるはずもないからだ。その特性さえつかんでいれば、悲惨な事故から身を守ることにつながるに違いない。そのような考えから、この記事を執筆している次第である。

大きなトラックには死角が多い


 まず気をつけてほしいのは、大型トラックの運転席からは自転車や原付バイクなどの小さな対象は、とにかく気づきにくいというところ。運転席の下部にエンジンを装備するという特性上、大型トラックの運転席はかなり高い場所に存在する。その高低差によって、目視での確認ができなくなるのだ。つまり、死角が生まれてしまうのである。



 たとえば赤信号で停車する際。自転車や原付バイクであれば、すり抜けて行ってでも先頭に出たいと考える人が多いだろう。信号待ちの先頭が車高が低い乗用車ではなく大型トラックであったとしても、その前方に出てしまうのだ。これが、じつに危険で厄介な行動なのである。

 もちろん、大型トラックには車体の前部状況を確認するためのアンダーミラーが装備されている。発進する際にそれさえ常に確認していれば事故を防ぐことができるのだが、100%確認しているかといえば現実的ではない。それに先頭で停車している以上、大型トラックのドライバーは信号が青になれば即座に走り出そうとする。このときに大型トラックの前方に割り込んだ自転車や原付バイクが発進に遅れてしまうと、予期せぬ大事故へと発展してしまうのだ。


 ゼロスタートであるため、大型トラックは遠慮なくアクセルを踏み込む。その結果、自転車や原付バイクをしばらく引っ張ってしまうということになってしまうのだ。

 後は、左折態勢に入っている大型トラックの左側に近づく行為もご法度。たとえ大型トラックの左側が空いていたとしても、そのスペースは内輪差によって消え失せてしまう。そんな場所に不用意に突っ込んでしまうと、もう手遅れ。最悪の場合、車体ではなく後輪に轢かれてしまうため、命の保証ができなくなるのだ。



 そんな巻き込み事故を防ぐために対策ミラーと呼ばれるものが大型トラックには装備されているのだが、当然のことながら対策ミラーばかりを気にして運転するわけにはいかない。進行方向や左右側の状況も確認しながら進むということになるため、自転車や原付バイクを運転する人にはとくに注意してほしい部分である。

 自転車から大型トレーラーまでもが共存する日本の交通社会。その一員である以上、常に自分の運転には細心の注意を払いたいものである。


引用元:https://www.webcartop.jp/2025/10/1735058/


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