チャイルドシートいつまで着ければいいの? ちゃんと使えてる? JAF大阪が注意喚起!!
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ベストカーWeb より
JAF大阪支部は、移動が多発する長期休暇中に向けて、「もしもの時に備え、必ずチャイルドシートを使用してほしい」と呼びかけた。短時間の移動でも事故は起こり得るため、日常のドライブでも欠かさず使用した方がいいチャイルドシート。お子さまの命を守るためにもしっかりと知識を身につけていこう。
文:ベストカーWeb編集部/画像:PRTimes、JAF、Adobe Stock(Africa Studio@Adobe Stock)
チャイルドシートの使用状況は全国平均で8割弱!

ロードサービスからモータースポーツまでも手掛ける一般社団法人自動車連盟ことJAFの大阪支部は、2025年8月14日、夏季の長期休暇・行楽に合わせてチャイルドシートの着用を呼びかけました。
JAFの公開する「2024年チャイルドシート使用状況全国調査」によれば、6歳未満全体のチャイルドシート使用状況は全国平均78.2%(2024年)という結果になっています。大阪府はそれを大きく下回る66.6%。これは決して高いと言える割合ではありません。
6歳未満全体のチャイルドシート使用状況で最も割合が低いのは沖縄県で54.0%。また、東京都は68.3%でした。最も高い愛知県の90.6%と比べれば、着用率60%台は相当低いと指摘できるでしょう。
子どもも大きくなったから……と油断せずに!

また、JAF大阪支部は、全国的に子ども年齢があがるにつれ使用率が大幅に下がる傾向にあることも指摘しています。「6歳未満全体」の使用状況が78.2%であるのに対し、「1歳未満」では91.7%と高いものの、「1~4歳」では80.7%に、「5歳」では57.9%と大幅に使用状況が下がります。
ただし、約20年前に当たる2006年時点での使用状況調査結果が49.4%であったことに鑑みれば、全国平均78.2という数値はかなり上がったといえ、安全意識は相当向上したと言えます。使用率が大幅に下がる5歳時も2006年が28.3%だったのに比べれば、2024年が57.9%にまで上昇しています。
さらにこれらの結果を踏まえ、6歳以上であっても、体格などの面(JAFのあくまでの目安は150cm未満)から十分にシートベルトの効果を発揮できない場合は、ジュニアシートを活用するようJAFは推奨しています。
正しい取り付け方ってなに?!

もちろん、チャイルドシート等を使用しているだけで安心しきってはいけません。JAFは、ミスユースについても注意喚起を行っています。先述の調査では、「腰ベルトの締め付け不足」などを始めとしたミスユースは全体で30.2%と判明しています。
JAFのホームぺージでは、チャイルドシートの正しい取り付け方やチェック項目が紹介されています。たとえば、「腰ベルトの締め付け不足」については、ひざなどで体重をかけ、クルマの座面にチャイルドシートをしっかり沈み込ませて、シートベルトで固定するといったアドバイスも掲載されています。
せっかくお子さまの安全を確保するために設置したチャイルドシート。自分のところは大丈夫と思いこまずに、あらためてチェックしてみてはいかがでしょうか。

































