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高くても純正品? 社外品でもOK? 愛車のパーツ選びで迷ってる人の最適解とは?
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ベストカーWeb より


 自動車メーカーからは、運転がより快適になる装備がオプションとして数多く用意されいる。とはいえなかには「コレって純正じゃなくても……」と思えるものも少なくない。純正品と社外品、それぞれのメリットとデメリットとは?

文/井澤利昭、写真/写真AC

選ぶのが難しい! メーカー純正品と社外品の違いとは



 クルマを購入する際、多くの人が悩むのが、カーナビやETCといったオプション装備を追加するかどうかの選択。

 こうしたオプション装備は、主に新車購入と同時にメーカーやディーラーなどで取り付けられる「純正品」と、後々カー用品店や自分で取り付けることができる「社外品」という、大きく2つのタイプに分けることができる。

●低価格や多機能なものが多い「社外品」のメリットは?

 「純正品」と「社外品」、同じような製品を比較するとおおむね「社外品」のほうが価格面では安いというケースが多く、同じ価格帯のものでも性能的にも優れていたり、より多機能なこともあるという。

 こうした製品を選ぶための知識が豊富な人や、DIYが得意で愛車に取り付けのための工賃を節約したいという人にとっては、「社外品」の装備は大きなメリットといえるだろう。

 ただここで気をつけたいのが、価格を気にするあまり性能的に大きく劣るものや、故障などトラブル時に十分なサポートや保証が受けられない製品を選ばないようにすること。

 いくら安く買えてもちゃんと動かなかったり、すぐ壊れてしまうものでは、まさに“安物買いの銭失い”になってしまうからだ。

●安心感やリセールを考えるなら「純正品」がお薦め!

 いっぽう、「社外品」と比べて割高といわれるメーカー「純正品」を選ぶ最大のメリットは、なんといっても特別な知識を必要としない手軽さと、純正ゆえの安心感の高さだろう。

 製品の使い方といった疑問点などは、クルマを購入したディーラーにすぐ相談することができるうえ、故障などのトラブルがあった際のサポートも手厚い。場合によっては無償での修理や交換などに応じてもらえることもありうる。

 また、カーナビなど車内に取り付けるものであればインテリアとの親和性が高く、デザイン面で違和感がないのも大きなメリットといえるだろう。

 さらにクルマを手放す場合の買い取り査定も、「社外品」よりも「純正品」を使っているほうがより高い値段がつくことが多いという。

 ちなみにこうしたオプション装備以外にも、バッテリーやブレーキパッド、エンジンオイルといった消耗品や、故障した場合に必要となる交換用パーツなどにも「純正品」と「社外品」が存在する。

 これら消耗品や交換用パーツの「純正品」と社外品」のメリット・デメリットに関しても、オプション装備とおおむね同様と考えて問題ないだろう。

価格は高いが安心感は抜群!「純正品」のほうが良いものとは?

 それぞれにメリットとデメリットのあるクルマの装備のなかでも、これだけは「純正品」しておいたほうが良いというものとはなんだろうか?

●その1「安全装備」、「運転支援システム」



 まずは最初に思いつくのは、ここ最近のクルマでは欠かすことのできないいわゆる「安全装備」や「運転支援システム」だろう。

 すでに義務化されているABSや自動ブレーキ(衝突被害軽減ブレーキ)、バックモニターなどは、多くのクルマで標準化が進んでいるが、より高機能な安全装備についてもやはり「純正品」がほうが安心できる。

 「衝突被害軽減ブレーキ」やアクセルとブレーキの踏み間違いを防ぐ「誤発進抑制機能」、ミラーの死角からの車両の接近を知らせる「ブラインドスポットモニター」などは、「社外品」による後付けができる製品も存在するものの、そのクルマにもともと付いているシステムとの相性の悪さによる誤動作の心配や、トラブルの際の保証などにはどうしても不安が残るといわざるをえない。

●その2「バッテリー」



 また、電装系の要となる「バッテリー」も、それぞれのクルマに合った純正品のほうが安心できる。

 特にアイドリングストップを搭載しているクルマの場合、エンジンの始動・停止を頻繁に繰り返すのに加え、停止中の電力供給も担うことになるためバッテリーへの負担が大きい。

 こうしたクルマでは、耐久性や蓄電量、充電受け入れ性能などに優れたアイドリングストップ専用のバッテリーを使用しないと、寿命が極端に短くなったり、正常に作動しないといったいった不具合につながりかねない。

●その3「セキュリティシステム」



 クルマの盗難を防ぐイモビライザーやオートアラームなどの「セキュリティシステム」も同様で、社外品では動作不良による盗難のリスクや、開錠できないといったトラブルの可能性もあるため気をつけたい。

●その4「アクセサリーコンセント」



 キャンプやアウトドアレジャーなどを趣味としている人が新車購入時に悩むことになる「アクセサリーコンセント」も、やはり純正品をお薦めしたい装備のひとつだ。

 車内で100Vコンセントの機器を使えるようにするには、シガーソケットやアクセサリーソケットに差し込むインバーターの利用が一般的だが、準備が面倒だったり、車内が乱雑になるといったデメリットがどうしても出てきてしまう。

 レジャーなどで日常的に使うのであれば、純正の「アクセサリーコンセント」のほうが取り付けのスマートさや利便性において上回るうえ、災害時などでもすぐに使えるなど、メリットも多いはずだ。

これなら純正品じゃなくても十分? 社外品で良いもの




 いっぽうでクルマの装備のなかには、機能や価格などのバランスを考えると「社外品」でも十分というものや、むしろメリットが多いというものも少なくない。

●その1「カーナビやドライブレコーダー」



 なかでもカーナビやドライブレコーダーといった機器は、「社外品」を選んで良かったというドライバーが多いようだ。

 カーナビの場合、「純正品」にはインテリアとの親和性やトラブルの際の手厚いサポートといった安心感の高さといったメリットがある反面、価格が高く、同じ価格帯の社外品と比較すると性能面で見劣りする可能性もありうる。

 その点社外品であれば、豊富に揃った製品のなかから、予算や欲しい機能といった自分のニーズに合ったものをチョイスすることができる。

 保証期間が1年間というものが多いデメリットはあるものの、フィッティングに関しては、よほど珍しい車種でない限り取り付けキットが用意されているため、インテリアとの親和性を大きく崩すという心配は少ない。

 これはドライブレコーダーも同様で、純正ではフロントカメラしかなかったり、記録できる範囲が限られるものしかないということもあるが、社外品であれば同じ予算でも選択肢を大きく広げることができるはずだ。

 いずれも取り付けには、カー用品店など専門のショップにお願いすることになるため、本体は割安なネット通販で購入したものの、持ち込みで工賃が高くなってしまった……ということのないよう、購入時は本体だけでなく工賃も含めた価格を考える必要がある点は気をつけたい。


引用元:https://bestcarweb.jp/feature/column/1204719


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