この運転見たら要注意! 近寄らないのが唯一の正解「サンデードライバー」の特徴5選
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WEB CARTOP より

日曜日になるとどこからともなく現れるサンデードライバー
「サンデー兆治!」などといきなり書くと年齢がバレてしまうが、まあそれはいい。わかる人にだけ、わかればいい。いま、問題なのはそこではなく「サンデードライバー」だ。
サンデードライバー。つまり、日曜日などの休日だけまれに運転をするタイプのドライバーで、なおかつ技量未熟でもあるドライバーは、我々一般的な技量をもつドライバーからすると「きわめて危険な存在」である。何が危険であるかといえば、ふらふらと予期せぬ走行をすることが多いため、そのふらふら運転に当方が巻き込まれ、事故に至ってしまうことがあり得る。
また、巻き込まれないまでも、ふらふらとした運転に迷惑させられることで、こちらの怒りのボルテージが上がってしまい、それが原因でこちらが何らかの操作ミスあるいは判断ミスをしでかし、やっぱり事故に至ってしまうこともあり得るわけだ。
だからこそ──とくに高速道路上では──サンデードライバーには近寄らないに限る。「君子危うきに近寄らず」の精神で後方へ退避するか、あるいはどこかの然るべきタイミングでスムースに追い越し、前方方向へ逃げてしまうことが得策となる。
では、そのようなサンデードライバーを見わけるためには、どこをどう見たらいいのだろうか? 以下、判別点をピックアップしてみよう。
1)高速道路の追い越し車線を遅めの速度で延々と走り続ける
普通に日頃から運転しているドライバーであれば、「いつまでも追い越し車線にいてはいけない」という旨の道交法を理解している。あるいは理解したうえで無視し、速めの速度で追い越し車線を走行する。ことの良し悪しはさておき、それが世のなかの実態だ。
だが、サンデードライバーさんはそういった道交法を理解せず(……忘れたのか?)、また「実態」についても理解を示さず、遅めの速度で延々と追い越し車線に居座り続け、道路にフタをする。
そういったドライバーに遭遇してしまった際にイラついてしまう気もちもわかるが、運転中にイライラしても、いいことなどひとつもない。然るべき手段にて後方または前方へ静かに逃げるしかないのだ。
2)ふらついている
これはサンデードライバーではなく飲酒運転または超高齢者による運転である可能性も否定できないが、まぁとにかくサンデードライバーはふらつきがちだ。妙に左に寄り続けているため、「そういうクセの人なのかなぁ?」などと思いながら眺めていると、今度は右に寄り始めた。
……こういったクルマの近くにいてもロクなことはない。静かに距離を取ろう。
運転に慣れていないドライバーの行動は予測しづらい
3)車間距離が妙に近い
ルームミラーを見ると、妙に接近してくる1台のクルマ。むむむ、もしかしていまからオレ、煽られるのか? などと思ってよく見てみると、運転手はごく普通のビジュアルのオトーサンで、タトゥーとかもない模様。
……単に速度調整や、それに基づいて適切な車間距離を取ることなどができないドライバーなのだろう。距離を置こう。
4)登り坂で如実に速度が落ちる
いい具合のペースで普通に走っていると思われた前方の車両だったが、登り坂に出くわすと若干速度が落ち、長めの登り坂では70km/h台ぐらいまで落ちてしまう。これもサンデードライバーにありがちな運転行為だ。
アクセルコントロールというものを学んでいただくか、あるいはアダプティブクルーズコントロール付きのクルマに買い替えていただきたいところだが、そうもいかないので、逃げるしかない。
5)追い越そうとすると速度を上げる
以上のような各種のダメダメ運転を行っているクルマは、こちらとしてはどこかのタイミングで、正規かつ安全な方法にて追い越してしまいたくなる。で、「……いまなら安全かつ合法的にイケるな」と思って追い越そうとするわけだが、そうするとなぜか、ついさっきまでノロノロふらふらと走っていたはずのサンドラ車は速度を上げ、こちらの追い越しを成功させまい的に並走する場合がある。
彼または彼女が、その局面で速度を上げる理由は完全に不明だ。まったくわからない。そしてそういったドライバーには「当方は、何もゆっくりめに走ることが悪だといってるわけではないんですよ。むしろ正しいと思います。でも『円滑な交通』というものについて、もう少し考えるようにしてください」と説教しながら追い越してしまいたいのだが、なかなかそうもいかないのが難しいところである。
そのほかでは「意味もなくブレーキペダルをしょっちゅう踏む」というのもサンデードライバーの特徴であるだろうし、高速道路ではなく一般道での話になるが、「狭い道で対向車として進路を譲ってくれるのはいいが、なぜか電柱がある場所で止まりたがる」というのも、サンデードライバー的ドライバーの特徴だろう。
そういった各種の状況にはイラつかされるわけだが、先ほども申し上げたとおり運転中にイライラしても、いいことなど何もない。深呼吸のひとつでもして、忘れよう。そして、距離を取ろう。