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渋滞中に「急な睡魔」! 突然やってくる「眠気」どうすれば良い? ひとまず「切り抜けるワザ」とは
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くるまのニュース より

「寝るのが一番!」そんなことはわかっているのだけど……


 クルマを運転中、どうしようもない眠気に襲われることがあります。特に渋滞が続く高速道路や夜の運転など、景色や状況の変化が少ない環境が長く続くと、睡魔に襲われやすくなります。
 
 もちろん「仮眠をとる」が一番なのはその通りですが、取り急ぎ運転中の眠気から切り抜けるための効果的な対処方法についていくつか紹介します。

 クルマを運転中に眠気を感じたら、できれば、安全な場所にクルマを止め、20分未満程度の仮眠をしたいところです。

 ただし、寝ている時間が長くなってしまうと寝起きが悪くなり、睡眠リズムの乱れを引き起こすため、あくまでも20分程度の仮眠にとどめること。

 仮眠の際は、直前にコーヒーなどでカフェインをとっておくと、起きなければならない頃にカフェインが効いてきて、目覚めがよくなるそうです。

 ただ、そうはいっても高速道路の渋滞にハマってしまい、サービスエリアまではまだ随分先……というどうしょうもない事態に陥ることもしばしば。

 とりあえずの対処療法として、すぐに出来るのはどのようなことでしょうか。

 手っ取り早い方法としては、冬なら走行中に窓を開けたり、それ以外の季節なら冷房を最低温度で強めに効かせるなどで、身体を急激に冷やす方法がオススメです。

 ポイントは「一気に冷やす」こと。休憩時に冷水で顔を洗うのもいいでしょう。メントール入りの目薬も(ちょっと前のテレビCMのように)「キター!」となり、清涼感は抜群です。

 また、大声で歌を歌うのも効果的です。顎や頬の筋肉を動かすことで、脳に刺激が伝わり、眠気を飛ばすことができます。

 ラジオから聞こえる曲に合わせて歌ったり、アカペラで好きな曲を歌ってみるのもいいでしょう。ポイントはできるかぎり口を大きく動かして歌うこと。

 また、逆に息を止めることでも眠気解消ができます。10秒程度ではなくもっと長く、限界近くまで止めたうえで、深呼吸をすることで、脳に酸素を一気に送りこまれ、頭がスッキリします。



「アゴや頬の筋肉を動かす」という意味では、噛み応えのあるおやつを食べる、というのも効果的です。

 アゴを良く動かすガムのほか、片手でつまんで食べることができるスナック菓子やスルメ、種つき干し梅などをおやつとして食べると、アゴのほかに手も動かすことで、目を覚ます効果が期待できます。

 ただおやつの場合、食べ続けておなかがいっぱいになってしまえば、むしろ眠気を誘う原因になります。くれぐれもお腹いっぱいにならないように気を付けなければなりません。

 眠気覚ましドリンクや、錠剤のカフェイン剤は、体質によって合わない人もいるようなので、使用する際は注意してください。

 また、眠気防止のツボを刺激する方法もあります。眠気に効くツボはいくつかあるようですが、「百会(ひゃくえ)」という頭のてっぺんにあるツボは、片手でも刺激しやすいのでオススメ。

 頭のてっぺんあたりを指で押して、スッキリするポイントを探し、力の入りやすい親指でグイっと頭の中に響くように押すと効果が期待できるそう。

 ほかにも、同乗者がいる場合には、運転に支障がない程度に会話をしたり、身体を叩いてもらうことでも眠気を飛ばすことができます。

 でもだいたいそういう時に限って、同乗者は「すやすやとお休み中」な場合が多いのですが……。

まさにおあつらえ向きな「居眠り運転防止アプリ」もある!


 運転中の眠気は、事前の対策も重要です。十分に睡眠をとって疲れをためないようにしておくことのほか、運転前に風邪薬やアレルギー薬は控える必要があります。

 また、満腹になると眠くなりやすいため、運転前に食事をとる際は控えめにし、特に糖質の高い食べ物は控えるようにしてください。血糖値の急激な上昇を抑えることができるので、眠くなりにくくなります。

 また、スマホの「居眠り運転防止アプリ」を活用するのもオススメです。

 スマホの内蔵カメラで表情やまばたきの様子をモニタリングし、眠気を感知した場合にはアラームで知らせてくれるので、本格的に眠くなる前に休憩をすることができます。

 ほかにも、耳に掛けるタイプのドライブアイテムで、首の15~20度前傾を即座にセンサーが感知し、強力なアラームとバイブレーションを耳元で作動する、という製品もあります。

 ビープ音のアラームは、救急車のサイレンと同じ80dB(デシベル)まで出せるそうなので、一発で眼が冴えることでしょう。

※ ※ ※

 これらの眠気対策は、人によって感度が異なるため、いくつか試して効果があったものを上手に取り入れるようにしてください。

 日本人は一般的に睡眠時間が短い傾向にあるようで、意識していないうちに睡眠不足に陥っている可能性があります。

 居眠り運転による事故は悲惨な死亡事故に繋がりやすいです。眠気を感じたら、我慢をせず、すぐに何らかの対策をとるようにしましょう。


引用元:https://kuruma-news.jp/post/759003


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