「食べ物」「空気」「休憩」! ドライブ中に襲われる「眠気」対策はこの3つ
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WEB CARTOP より
どうしてクルマに乗っていると眠くなる?
運転中に眠たくなってしまう……多くの人がそんな経験をしたことがあるのではないだろうか?
また、普通に過ごしていれば眠たくはならないのに、運転したり車内にいたりしたら眠たくなることを不思議に感じた人もいることだろう。
その理由はどこにあるのだろうか? 今回はクルマと眠気に関して紹介していこう。
クルマで眠くなる理由
眠気の理由はさまざまだが、居眠り運転の原因はほとんどが疲労と睡眠不足によるものだ。
疲れているときや睡眠が十分でないときは運転を控えることが重要だ。
しかし、現実問題として「疲れたから乗らない」と言うのは簡単だが、仕事中だったりすればそうはいかない。
また、高速道路だと眠気を感じやすいと思い込んでる人も多い。じつはこれ、思い込みではなく正解。
高速道路はハンドル操作が少なく、景色が単調であるため眠気を誘いやすいのだ。
これは筆者の経験上であるが、トラックの後ろで長時間走っていると通常の高速道路走行よりもさらに景色が変わらないため、より眠気を増加させる印象がある。
さらに、クルマ特有のゆったりとした振動も眠気を感じる理由と言われている。
電車に乗っていると眠くなるケースがあるが、それに近い。そのほか、車内特有の環境原因と言えば二酸化炭素濃度だ。
二酸化炭素濃度が上がると人は眠気や頭痛、倦怠感を感じ始めると言われている。
締め切った車内で人が息をすれば、二酸化炭素濃度は必然的に上がってしまうのだ。
このような原因からクルマに乗ると眠気を感じやすくなる。
ドライブ中に食べるものにも要注意!
眠気を抑える方法は?
では、眠気を抑えるにはどうすればいいのだろうか? 大前提として、疲れている、睡眠不足であるといった状態は避けたほうがよいことは当然である。
「それはわかっているけれども……」という人もいるだろう。
そのほかに手軽にできることとしては、まず換気をすることが挙げられる。
窓を開けることはもちろんであるが、寒いときや雨のときは難しいだろう。
その場合、眠気を感じたらエアコンが内気循環でないかをチェックし、外から空気を取り入れる外気導入を選択するのも有効だ。
とにかく、車内の二酸化炭素濃度を上げないようにするのが大切だ。
また、血糖値の上昇も眠気を誘発させる要素だ。
とくに食後は血糖値が上がりやすいため、運転する前やサービスエリアに立ち寄ったときは血糖値が上がりずらい食事をチョイスするのも有効だ。
具体的なところで言えば、糖質の高いパンやごはん類を控えるのがよいとされる。
ほかに口にするもので言えば、ガムや昆布を噛んで脳の血行をよくする手段は、眠気が抑えられるとして昔から広く知られている。
一番は休憩と仮眠
ほかにも眠気に対する対策は多くあるが、一番は定期的に休憩を取ったり、無理せずに仮眠を取ったりすることだ。
定期的な休憩は最低でも2時間に1回が好ましいといえる。
このときは単純にクルマを止めるだけでなく、クルマから降りて身体を動かして身体を目覚めさせるのも重要だ。
また、仮眠は深い眠りに入ってしまう前の15~30分が好ましい。
仮眠後は起きてすぐに運転し始める訳ではなく、休憩時と同じくクルマから降りて身体を動かして、身体を目覚めさせるのが有効だ。
自身の体調と眠気としっかりと付き合いながら、無理なく安全なドライブを実施していくのが事故を防ぐ最善策だ。