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“軽”自動車だから「軽油」を入れる…は絶対ダメ! うっかり間違えると大変な「クルマの燃料」 正しい種類が分からないとき「簡単に確認する方法」とは
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くるまのニュース より

軽自動車に軽油を入れると大きなトラブルに繋がってしまうかも


 クルマに燃料を給油する際、セルフ式のガソリンスタンドを利用し自分で給油するという人も多くいますが、その時に注意しなければならないのが「給油する燃料」の種類です。
 
 ガソリン車に「軽油」を入れてしまったり、ハイオク仕様車に「レギュラーガソリン」を入れてしまったりなど、油種を間違えてしまうと一体どうなるのでしょうか。

 ガソリンスタンドでは主に、レギュラーガソリンのほかにハイオクガソリン、軽油の3種類が販売されています。

 それぞれ販売価格も異なり、価格差は店舗ごとに違いがありますが、3種類の中ではハイオクガソリンが最も価格が高く、最も安いのは軽油です。

 そして、クルマの燃料はこの3種類の中からユーザーが自由に選んで給油できるというわけではなく、クルマごとに指定された燃料を給油しなければなりません。

 例えばハイオクガソリンが指定された車種にレギュラーガソリンを給油すると、一時的には問題ないものの本来の性能が発揮されず、常用するとトラブルの原因となる恐れもあります。

 また、それ以上に注意が必要で、近年とくに多発しているのが「軽自動車に誤って軽油を給油してしまった」というトラブルです。

 JAF(日本自動車連盟)によれば、2022年10月1日から10月31日の1カ月間で出動した「燃料の入れ間違い」トラブルは105件にものぼるといい、入れ間違えた理由としては「レンタカーなど普段のクルマと違ったため」のほか、「軽自動車だから軽油だと思った」など、ドライバーの勘違いや認識不足が間違いの原因といいます。

 もし軽自動車など、ガソリンを燃料とするクルマに誤って軽油を入れてしまうと、まず最初の段階ではエンジンの出力が低下し、加速が鈍くなります。

 この段階では供給される燃料の中にまだガソリンが残っているため、違和感はあってもクルマは動きますが、そのまま走行を続けると、エンジンに供給される燃料が軽油のみになってしまい、黒い排気ガスを出しながらクルマも動かなくなってしまいます。

 給油後に加速が鈍くなったり、排気ガスが黒くなったりなどの異変を感じたら、すぐに安全な場所に停車して、それ以上クルマを動かさないようにすることが大切です。

クルマの指定された燃料を確認する「簡単な方法」とは


 このように油種を間違えて給油してしまっても、早い段階で対処できれば大きな問題はなく復旧できるといいますが、場合によっては大掛かりな修理が必要となることもあるため、給油する時には注意が必要です。

 このトラブルについてJAFでは、「マイカーではない車両や、初めて乗る車両にご自身で給油をする際は必ず燃料の種類を確認してほしい」と呼びかけています。

 そのクルマに指定された燃料の種類を確認する方法はいくつかありますが、とくに手軽に確認する手段のひとつが車検証です。

 車検証の「燃料の種類」の欄にはガソリンまたは軽油と表記されるため、軽油かどうかはこの欄で確認できます。

 しかし、車検証上ではハイオク仕様車もレギュラー仕様車も一律にガソリンと表記されるため、そのどちらか分からない場合はクルマの取扱説明書を確認すると良いでしょう。

 取扱説明書に「無鉛レギュラーガソリン」と書かれていればレギュラー仕様車、「無鉛プレミアムガソリン」と記載されていればハイオク仕様車であることが分かります。

 また、クルマによっては給油扉の内側などに「無鉛プレミアム」など記載されたステッカーが貼ってあることもありますので、ここも簡単に確認できる場所として覚えておくと良いでしょう。

※ ※ ※

 セルフ式ガソリンスタンドに慣れている人は、迷うことなく給油できるかもしれませんが、普段利用しない人や、いつもと違うクルマに乗っている時などはうっかりしてしまうこともあるため注意が必要です。

 給油前には指定された燃料の種類や、給油ノズルが間違っていないかなど、油種を間違わないようしっかり確認することを忘れないで下さい。


引用元:https://kuruma-news.jp/post/694767


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