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左折かと思ったら急停車するタクシー! 信号が青になってからウインカーを出す右左折車! 一般道ではびこる周囲を危険に巻き込む「やめてくれ運転」4つ
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WEB CARTOP より

ハザード点灯と同時に停車しがちなタクシーにヒヤッ


 齢八十をこえてなおハンドルを握る筆者の父なんですが、後ろからクルマでついていった際、アクセルはまあまあ踏んでいるものの、相対的にウィンカーを出すのが遅い(笑)。ときにはハンドル切るのと同時ってくらいのタイミングだもんだから、わかっていてもヒヤヒヤするわけです。こうしたシーン、父親だとわかっていればどうにかクリアできるものの、普段の道路で赤の他人の「ヒヤヒヤシーン」には出会いたくないものです。

タクシーの奇襲ハザード

 親父のウインカーが遅いのは曲がり角の手前でブレーキランプが点灯することで予期することもできましたが、タクシーがハザードを点灯させると同時に停車するような奇襲はなかなか面倒なもの。

 自分がどうにか止まれたとしても、後続車に追突されやしまいかと「ヒヤヒヤ」することしきり。もはや都会の悪しきルールかのように蔓延っていますが、やっぱり追突や接触はしょっちゅう起こっている模様。

 もっとも、銀座や大手町などタクシーがたくさん走っているようなエリアでは、みなさん奇襲攻撃には慣れているようで、フェルナンド・アロンソばりのステアリングさばきでもってクリアしてらっしゃいます。要はタクシーの後ろを走るときはボーイスカウト並みに「備えよ常に!」と心がけるのがよろしいのかと。



 あ、行燈消えてる(乗客を乗せている)からって油断は禁物ですよね。お客さんの「無茶な」指示で急停車、あるいは急な車線変更なんてざらなので、車間距離とか周囲のクルマ状況をよくよく留意しておきたいものです。

すべての車線はオレのもの

 国道246を愛用する筆者にとって、都心部の路上駐車はちょっとしたトラップだと警戒しています。3車線あるといっても、路駐によって事実上は2車線と考えるのがいいのでしょうが、お急ぎのドライバーはどうしても路肩寄りの車線もフル活用したいもの。路駐をしているクルマを避けながら、路肩寄り車線と走行車線をスイスイいったりきたり、あたかもワイルドスピードのシビック・クーペ並みの機動性(笑)。

 ただ、これまたウインカー不足、出し遅れが目立つのも悲しい事実でしょう。急いでいるからといって、レバーをチョンとやれば済む話なのに、どうしてそこまで省エネしちゃうんでしょうね。



 路駐のクルマを追い越す際、後続車や並行しているクルマにとって、自車が邪魔にならない幅しかはみ出していないと自信があるのかもしれません。が、後続車に乗ってるのが初心者や心臓の弱い婆ちゃんだったら「ヒヤヒヤ」通り越して「ドッキドキ」もいいところ。

 ワイスピもどきな走りは、せめてR246ではご遠慮ください。

路駐とスピードを出してるクルマが多い幹線道路は要注意


やりがちだけどやめてほしい

 前述のR246でも散見できるのですが、複数車線のうちで一番左の車線が「直進も左折も可」の場合、前のクルマにはまあまあ注意すべきでしょう。たとえば赤信号で停車している際、前のクルマがウインカーを出していなければ、後続車は直進するものと思うはず。で、信号が変わってさぁ発進となったタイミングでウインカー+ゆるゆるスタート。あるいは左折の先に現れた歩行者によって停車とか。



 これはリズムが合わないばかりか、モタモタしてたら自分が追突される危険すら感じます。どこかの記事で読んだのですが、ギリギリのタイミングでウインカーを出すのが「やんちゃ」で「ワイルド」な走りだと勘違いしている方もいらっしゃるとのこと。ですが、いまは脳波の測定も手軽で正確な機材があるようなので、ぜひ検査をおすすめしたいもの。

 とにかく、左折も可能なレーンを走っている際は、おつむとウインカーがスローなドライバーがいること、重々承知しておくのがよろしいかと。

ローカルルールもあるんでしょうが……

 右折レーンでもなく、道路の途中で右折してガソリンスタンドやラーメン屋さんに入るクルマ、少なくありませんよね。曲がる前から適切にウインカー出してくれたら問題ないのですが、そうでもないクルマにはヒヤヒヤしがち。

 これが複数車線のある幹線道路だったりすると、周囲のクルマもそこそこスピードを出しているので、直後のクルマが右折車を避けて隣の車線に逃げ込んでくるなどなかなかにスリリング。

[caption id="attachment_15892" align="alignnone" width="1500"] 青山通りにて赤坂から青山を望む[/caption]

 地元ドライバーなら「ははぁ、あそこのラー餃にいくな」などと前のクルマの動きを予知できそうなものですが、よそ者にとってはビックリドッキリなシーンかもしれません。かといって、左車線を走っていてもマックのドライブスルーからミサイルのように勢いよく合流してくるクルマがいたりして、息つく間もないドライブなんてことも。

 もっとも、本来クルマを安全に走らせようと思ったら、エスパー並みに予知能力を磨くことが大切かと。道路にはマナー違反なタクシー、ワイスピ気取り、あるいは年老いた父親などなど「ヒヤヒヤ」させてくれるドライバーには事欠かきません。イライラするとか、急ブレーキをかけるなんてことを避けるためにも、みなさまはくれぐれもアクティブセーフティなドライブをお楽しみくださいね!


引用元:https://www.webcartop.jp/2023/06/1127536/


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