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うっかり「ルームランプ」消し忘れ…! 自動車の「バッテリー」はどれくらいの時間で上がっちゃう?
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くるまのニュース より

意外と消費電力が多い!?「ルームランプ」でバッテリー上がりも LEDなら?


 クルマのトラブルでもっとも件数、割合ともに多いのが「バッテリー上がり」です。

 ロードサービスをおこなうJAF(日本自動車連盟)の発表では、救援件数のうち約4割が「過放電バッテリー」つまりバッテリー上がりというデータもあり、そのような経験したことがある人もいるかもしれません。

 ルームランプはヘッドライトなどと違い、小さい明かりなのでついつい油断してしまいがちですが、ではルームランプを消し忘れた場合、一体どれくらいの時間でバッテリーは上がってしまうのでしょうか?

 40年以上にわたって自動車整備工場を営んでいる整備士のIさんに話を聞きました。

「ルームランプを消し忘れた場合、セルモーターが回らずエンジンがかからない状態までバッテリーが上がってしまうのにかかる時間は、“一晩”と考えた方が良いでしょう。

 もちろん、これはバッテリーの消耗度にもよりますし、ルームランプに使われている電球の種類や数にも左右されます。あくまでも基本的に“1個の電球でも一晩”と考えるのが妥当です」



 ただし、LEDを使用している場合には消費電力が少ないことから、だいたい1.5日から2日は大丈夫だということでした。

 バッテリーが上がってしまうまでの時間が思ったよりも短いことに驚きますが、Iさんによると、以前よりもバッテリー上がりの発生件数自体は減少傾向にあるといいます。一体なぜなのでしょうか。

クルマの電動化が進む一方で「バッテリー上がり」は減少中? その理由は


 電動自動車(EV)やハイブリッドカー(HV)などクルマの電動化が進む現在において、逆にバッテリー上がりの件数が減少する要因とは何なのか、再び話を聞きました。

「バッテリー上がりによる救援要請件数は、昔と比べると1/3ほどに減少しています。10年以上前では、週に1回はバッテリー上がりに対処するため、ランチャー(大型のモバイルバッテリー)を持って救援に出動していましたが、現在では月に1回から2回程度といった具合です。

 バッテリー上がりが減った理由の一つとしては、クルマの“電化”が挙げられるでしょう。現在の新型車では、半ドア状態を自動で閉めて解決してくれる“オードアクローザー機能”が一般化しており、スライドドアのみならずヒンジドアにも浸透しつつあります。

 そのような機能が昔は存在しなかったため、ドアが半ドア状態になっていると気付かずにクルマを駐車してしまうことが多く、すると半ドアゆえにルームランプが点きっぱなしになってしまい、翌日にはバッテリーが上がってしまっていたのです」



 このように、便利な新機能が開発され普及したことでバッテリー上がりが減少したということでした。

 しかし、近年では駐車中も稼働する「ドライブレコーダー」や高性能な「セキュリティシステム」を搭載していることも珍しくありません。これらのアイテムが電力の消耗につながりバッテリー上がりを引き起こすことは無いのでしょうか。

「最近のクルマは駐車中も機能するセキュリティシステムを搭載していますが、その対策として大容量のバッテリーを初めから搭載しています。このことによっても、バッテリー上がりが減少しているのです」



 新しい機能や大容量バッテリーの普及によって、バッテリー上がりの発生件数は減少しつつあるということでした。

 しかし、すべてのクルマにそのような機能が搭載されているわけではありませんし、なによりも「うっかり」は誰しも有り得ます。

 ゴールデンウィークや行楽などでクルマに乗る機会も増えるこの時期だからこそ、ルームランプをはじめとするクルマの明かりの消し忘れには注意するべきでしょう。


引用元:https://kuruma-news.jp/post/643136


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