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甘くみてはダメ、めっちゃ困るぞ!! うっかり免許を失効すると起こる大変なこと
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光陰矢の如し。ついこの前更新したと思っていたら、あっという間に次回の更新のお知らせが。それでも「忙しいし、まだ時間あるから大丈夫」と思っていたら、あっという間に時は過ぎ、気づいたら失効していた! そんな人も多いのではないだろうか? 「失効なんて大したことじゃない」と思ったら大間違い。
運転免許の失効を甘くみていると大変なことになる恐れも。

知っているようで知らない、でも、知らなかったじゃすまされない運転免許の失効について考えていきたい。

文/藤原鉄二、写真/写真AC

運転免許を失効するとどうなる?



運転免許の更新は、誕生日の1カ月前から誕生日の1カ月後までの2カ月間。この期間内に更新を怠ると、「やむを得ない理由」がない限りは失効扱いとなる。

悪意なく「うっかり忘れていた」場合には、失効してから6カ月以内であれば、更新時講習と同一の講習を受け、適性試験に合格すれば、新しい免許証が交付される。

失効後、6カ月以上経ってしまった場合は、1年以内であれば適性検査と講習を受講することで仮免許を取得することが可能だが、本免許を取得するためには教習所に通うか、運転免許試験場の一発試験に合格する必要がある。

加えて、初心運転者扱いとなり、再び1年間に渡り初心者マーク(若葉マーク)を付けることが義務付けられる。ちなみに、若葉マークを付けていないと反則金4000円、違反点数1点が科せられる。



6カ月以上が経過したうっかり忘れのドライバーは想像以上に多いという。自分は大丈夫と過信しないようにしてほしい。

ちなみに、やむを得ない理由がある場合のみ、失効してから6カ月以内に更新手続きを完了して、さらに過去5年無事故無違反であればゴールド免許は引き継がれる。
もちろん、やむを得ない理由がない、やむを得ない理由であったことが認められない場合は、ゴールド免許は引き継ぎなしとなる。

また、いかなる事情があったとしても、失効から3年以上が経過してしまうと更新は不可能となる。

「やむを得ない理由」が認められるハードルは高い!


では、「やむを得ない理由」と認められるのはどんなものなのか? 警視庁のホームページには、「海外旅行、入院、在監、公安委員会がやむを得ないと認める事情等」と記載されている。

「じゃあ、ケガをしていて更新に来ることができなかったなどと言っておけばいいんじゃないか」と安直に思う人もいるかもしれないが、そんな悪あがきは無駄。
たとえ口頭で「海外に行っていた」「入院していた」と言っても、パスポートや診断書など、何らかの証明書がなければ認められないからだ。



やむを得ない事情のなかに含まれている「海外旅行」の対象となるのは、免許証の更新期間中に海外に滞在する予定の人だが、明日突然に海外旅行に行くなんてことはほぼ発生しないはずだ。
そのため、どうしても海外に滞在する期間中に更新期間が終了してしまう人は、パスポートなど渡航を証明できるものがあれば、更新期間前に更新手続をすることも可能なので、渡航前に更新しておくことをお薦めする。

また、入院が事前にわかっている場合も、病院で診断書をもらえば期限前更新をすることが可能となる。



免許失効は「無免許扱い」なので要注意

注意したいのは、失効した時点で「無免許」という見なされること。実際、うっかり失効していて、無免許運転として検挙される例は少なくはない。
もちろん、「故意」ではなく、失効していたことに気づかなかった「うっかり」であると主張したとしても、免れることは不可能だ。



無免許運転は、刑罰は3年以下の懲役または50万円以下の罰金、違反点数25点。
違反点数が15点を超えると免許取消となるため、当然一発免許取り消し、2年間は免許の再取得はできなくなる。

失効中の事故でケガをしても、任意保険は適用されない!!


うっかり失効が怖いのは、事故を起こしてしまった時だ。前項で解説したとおり、たとえ悪意のない「うっかり」だったとしても、無免許での事故であることは間違いのない事実。
特に、人身事故を起こした時には、通常の刑に加重されてしまう。

もうひとつ問題となるのは、自動車保険。無免許で事故を起こした場合は、運転者自身がケガをしたとしても任意の自動車保険の人身傷害補償保険、搭乗者傷害保険、自損事故保険などの自動車保険は適用されないことはもちろんのこと、車両保険も適用されなくなってしまう。

万一、後遺症が残るようなケガをしてしまっても、保険金は支払われなくなってしまう。こういったことからも、免許の失効は、たかが「うっかり」、されど「うっかり」なのだ。

ただし、自動車保険には「被害者救済」のための制度という考え方があるため、自賠責保険、対人賠償保険、対物賠償保険など、被害者を救済するための保険に関しては適用されることになる。



「あとから行こう」が取り返しのつかないことになることもある。そのため、更新ハガキを受け取ったら、寝かしておかずに早めに手続きをしよう。

引用元:https://bestcarweb.jp/feature/column/464610


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