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高齢者の事故を減らすため「サポカー限定免許」制度を施行! 果たして効果はあるのか?
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WEB CARTOP より

運転できる車両が限定された新たな免許制度導入


5月13日をもって、サポートカー限定免許が施行された。
ただしこれは普通免許に限られる。
変更手続きは、運転免許証の更新と併せて行うことができる。

運転できるのは、新車時にクルマと歩行者を対象とした衝突被害軽減ブレーキとペダル踏み間違い時加速抑制装置を装備したクルマだ。
後付け装置は対象外となる。変更したあとになって、サポートカー限定免許を解除して通常の免許に戻したくなったら、公安委員会の審査を受ければ可能だ。

新たな運転免許制度としてサポートカー限定免許が設けられるようになった背景に、高齢者によるペダル踏み間違い事故が目立つようになったことがある。
対策として、自動車メーカー各社は先進安全技術を軽自動車へも拡大採用するようになり、セーフティ・サポートカー(通称サポカー)が誕生した。
これには、補助金も適用されている。


一方、乗り慣れたクルマの買い替えは、購入資金の問題もあり、簡単には進まない。
同時に、いつ運転免許証を返納すべきか、60歳代あたりから気になりはじめてもいる。

公共交通機関が限られる地域では、自家用車での移動が暮らしに不可欠であり、運転免許証の返納を理解している人でも、決断しにくいのが実情だろう。
また、家族の支えとなる立場にある人は、男女を問わずクルマでの家族の送迎が日常的である事例があるし、通勤や農作業など仕事のためにクルマが欠かせない生活もあるはずだ。

運転免許証を返納する前に、サポカーにまず乗り換えることで、運転者も家族もより安心できるようになるだろう。
それを促すうえで、サポートカー限定免許の制度が後押しになるかもしれない。直接的効果より、精神的な動機付けの意味合いが強くなるのではないか。


高齢になると瞬きの時間が長くなる!

歳を重ねるにしたがい、体の動きが鈍くなったり、手足を動かせる関節の稼働範囲が限られてきたりということはよくいわれることだ。
しかしながら、瞬きする時間が長くなってくることはあまり知られていない。多くの人が、実感しにくいからだろう。

加齢による動体視力の衰えや判断の遅れだけでなく、瞬きする時間が長くなるということは、目をつぶっている時間が長くなることを意味し、その間は、たとえ前方を見ているつもりでも、見落としの時間が長引くことになる。
危険に気付くのも遅れ、あるいは見逃して、事故の危険を高める可能性を否定できない。

サポカーのような先進技術を備えたクルマは、高齢者にとって不可欠な存在に益々なっていくだろう。
それを選ぶに際し、必ずしも運転免許証をサポートカー限定にする必要はないが、限定免許という制度があれば、サポカーを意図的に選ぶきっかけにはなるはずだ。

暮らしのためだけでなく運転の喜びを継続するうえでも、運転支援機能の充実は高齢者にとって不可欠であり、これを装備したクルマへの乗り換えは歳を重ねても運転することへの懸念を減らす一助となるだろう。

引用元:https://www.webcartop.jp/2022/05/899355/


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