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道路の冠水へ「ザッバーン」実は死への一直線!? 多発する死亡事故 「ドア開かない」「エンジン止まった」水圧はどれだけ恐ろしいのか
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くるまのニュース より

冠水の恐ろしさ 舐めてはいけない


 いよいよ梅雨の時期を迎えつつあり、今年の台風1号もやってきました。
 
 強い雨が降って、道路に水がたまることも多々あるようになります。こうした「冠水」に対し、クルマの運転にはどう影響が出て、どう気を付ければいいのでしょうか。

 クルマは通常、きちんとした防水構造がなされており、少々の水溜まりであれば走行に何も支障が無いように設計されています。もちろん、そこそこの水深に浸かったところで、すぐにダメになるわけではありません。

 むしろ怖いのは、水深のある水の「水圧」かもしれません。過去には、冠水したアンダーパスなどを走行し「立ち往生」状態になって死亡事故が発生するケースがいくつもあります。

 たとえば2008年8月には、栃木県鹿沼市で東北道をくぐるアンダーパスが冠水し、そこを通ろうとした軽乗用車が屋根まで水没しています。ドライバーは死亡が確認されました。

 また2010年に岐阜県可児市で、水没事故は計4台、死者・行方不明者が3名にもおよんでいます。2016年には、ワゴン車が水没する死亡事故が愛知県清須市で発生しています。

 もちろん道路管理者も、アンダーパスのように強い雨で冠水しそうな場所には、看板や電光掲示板で「冠水注意」や「路面冠水」などと警告できるようにしています。電光掲示板だと、一定の水位を感知すれば「通行注意」「通行止め」などの表示に切り替わるタイプもあります。

 いっぽうで、冠水した道路を、景気よくクルマで突っ込んでいく様子が、テレビで映し出されたりします。これを見ると「ああ、これくらいなら大丈夫なんだな」「すげえ!」「むしろ潔くてかっこいい」「ちょっと楽しそうかも」「今度やってみよう」など、楽観的な印象を持っている人が多いかもしれません。

 しかし、水は想像以上の「物理的な重さや力」を持っていて、それはクルマの走行になすすべもなく立ちはだかるほどです。

JAFの実験で驚きの結果が


 実際、どれくらい冠水していると、どんな挙動になるのでしょうか。

 JAFが2010年に実験したところ、SUVタイプは水深30cmでは走り切ることができました。しかし60cmになると、ゆっくりなら何とか走り切れましたが、スピードが30km/hの場合、水がエンジン内に入り込み、エンジンが止まってしまいました。

 車高の低いセダンの場合は、水深30cmでも、スピードが速いとエンジンルームへ浸水。水深60cmになると水はフロントガラスまで到達し、当然エンジンは冠水して、ストップしてしまいました。

 さて、エンジンが止まれば、冠水部から脱出できません。このままでは水位があがって水没してしまいます。でしかし、いざ車外に出ようとしても、今度は水圧でドアが開かなくなってしまうのです。

 JAFが2014年に実験したところ、セダンは水がかかる水深60cm以上で、全く開けられませんでした。

 なおこれは後輪が浮いている状態で、車内まで水が入り込んでいない状態。「車内外の水圧差が大きい」ことで、ドアが水側から押さえつけられているのです。水圧のせいで「通常の5倍」の力で押さないとドアが開かないことがわかりました。

 逆に「完全水没」、つまり車内にも外と同じくらい水が入り込んでしまった場合、逆にドアを開けやすくなるようです。水の中でドアを動かす抵抗くらいで、水深120cmでも「すぐに開けられた」という実験結果になりました。

 スライドドアのミニバンも同様で、完全水没なら、1分近い時間をかけてなんとか開けられましたが、車内に水が入り込んでいない状況では、外から水圧でドアが圧迫されて、スライド不可能になってしまうという結果でした。

 愛知県の注意喚起では、もっと危機的な状況になると警告しています。水深30cmでは「車が動かなくなります」、水深50cmでは「ドアが開かなくなります」、そして水深100cmになると「車が浮いて流されます」とのこと。こうなるともはや制御不能です。

 では、実際に冠水でスタックや水没が起きた場合、どうすればいいのでしょうか。

 JAFは「脱出用ハンマーを車内の手に届くところに常備しておくことが大切」としています。窓を割って、そこから脱出するしかないというわけです。

 なお、脱出用ハンマーはそれ用に特化して作られたもので、新車ディーラーやカー用品店などで販売されています。2014年の実験では、「スマホ」「クルマのキー」などでは、とてもガラスを割ることはできませんでした。

 とはいえ、一番大事なのは「そもそも荒天時に出歩くな」ということ。そのためにテレビやインターネットなどで、「不要不急の外出はおやめください」と警告が発せられています。また、急な雨による冠水を避けるため、国や自治体で「道路冠水注意マップ」などが公開されているため、事前にチェックしておきましょう。


引用元:https://kuruma-news.jp/post/780415


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