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猛暑酷暑でオーバーヒートが発生。その原因は、サーモスタットにある?
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ベストカーWeb より



水冷エンジンは「水温管理」が何よりも重要だ。夏場はしっかり冷やして、冬場は冷やし過ぎないように注意しなくてはいけない。そんな水温管理を行ううえで重要な部品といえるのが、ラジエターと水温センサーと冷却ファン、そして、冷却水路回路内に組み込まれる「サーモスタット」である。ここでは、通称サーモと呼ばれる部品の作動状況を、目視で確認してみよう。

文/たぐちかつみ

沸騰したお湯で開閉状況を目視確認できる







手元にある道具だけでも確認は可能。目の前で目視点検してみよう 





分解手順を考慮して、効率良く作業進行していこう









新品ガスケットへ交換する際には形状を再確認しよう





POINT

ポイント1・夏場の水温がオーバーヒート気味の時には、サーモスタットの作動状況を疑おう 
ポイント2・鍋に水道水を温めて温度計で確認することで、サーモスタットの開閉状況を目視できる 
ポイント3・サーモスタットを取り外したときには、ハウジング内部やキャップ周辺の汚れをしっかり除去しよう 

 冷却水管理が重要な水冷エンジンモデル。冷却経路の途中に組み込まれるサーモスタットは、その機能を理解し、分解したタイミングでは、作動確認を実施するように心掛けよう。特に、オーバーヒートのような症状が出る時には、尚更注目したい。冷却水の温度を適正に保つ働きをするのがサーモスタットで、エンジン始動直後は、シリンダーヘッドやシリンダー周辺の冷却水温度の高まりが、当然ながら早い。ある一定温度に達するとサーモスタットが徐々に開き始め(設定温度によって異なるが80~85℃前後で開き始める部品が多く、95℃あたりで全開になる設定仕様が多い)、ラジエター内の冷却水も含めて、冷却水温が暖機とともに徐々に高まっていく。さらに高温になると、今度はラジエターの冷却ファンが回り、強制的にラジエターコアへ空気を導き冷やす働きをする。

 レーシングマシンの場合は、渋滞など無く走り続けるため、走行風によってラジエターコアが常に冷やされ、冷却水温度がバランスする設定でラジエター容量が設計されている。冬場のオーバークールを防ぐ策としては、ラジエターコアにガムテープを貼って、冷却面積を減らすように調整するが、そんな様子を見たことがある者もいるはずだ。

 一方で、サーモスタットの機能が低下して、バルブが開閉しなかったり、バルブが開いたとしても「全開にならないケース」も時にはある。それが原因で、オーバーヒートを起こしてしまうことがあるので要注意だ。水温センサーが反応し、水温計の指針が高く振れればオーバーヒートに気が付くが、水温センサーが故障していると、オーバーヒートのまま走行してしまい、結果的にはヘッドガスケットが吹き抜けてしまうケースもある。いずれにしても水冷エンジンは「冷却水管理が極めて重要」なので、定期的な冷却水交換は必須だと考えるべきである。



詳細はこちらのリンクよりご覧ください。
https://news.webike.net/maintenance/482752/

猛暑酷暑でオーバーヒートが発生。その原因は、サーモスタットにある?【画像ギャラリー】
https://news.webike.net/gallery3/482752/482754/  



引用元:https://bestcarweb.jp/bike/1310222


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