安全のためにはボディカラー選びも大切!? 事故率の高い色・低い色とは
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WEB CARTOP より
事故りやすい色とそうでない色がある
クルマを選ぶ際、車種を決めてからグレード、そして色を選ぶ人がほとんどだろう。もちろん、そのグレードにしかない色がほしい場合、先にグレードになるかもしれないが……。なかには、「チャンピオンイエローがいい!」って理由でスイフトスポーツを買うような、こだわりの強い人もいるかもしれない。

そんなボディカラーの世界において、よくいわれていることがある。それが、「リセールは白・黒・シルバーが1番いい」という話。これらの色をベースとした有償色(ホワイトパール・ブラックメタリックなど)ではその傾向が顕著で、平均査定額にプラスになることも珍しくない。アップチャージを払っても、売るときにペイできてしまう。じつに美味しい。そんな背景もあって、これらの色を選ぶ人は少なくないのだ。
ただ、「黒は汚れやすく洗車が面倒」、「シルバーは地味」、「白は普通すぎる」などの理由で、面白くないと却下する人も珍しくない。では、色を選ぶ際に「事故らなそうな色」という理由で、ボディカラーを選ぶ人はどれくらいいるだろうか?

もちろん、ゲン担ぎなどでなんらかの色を選ぶ人もいるかもしれないが、事故率の有無でボディカラーを選ぶ人は、そう多くないはず。
では、どんな色が事故率が高いのだろうか?
実際、この研究は長年されており、1960年代から「青系」とされていた。人間の感覚からすると、明らかに暗い「黒系」がその筆頭のように思えるが、そうではないらしい。この理由が、「青色のもつ癒し効果により、心を穏やかにしてリラックスさせてくれるほか、青色のクルマを見てもさほど危機感をもたず、周囲にいるドライバーがつい注意を怠ってしまうから」といわれている。また、青や緑などの色は、実際の距離より遠くに見えがちな性質があるそうで、距離感が狂いやすいんだとか。

なるほど。至極真っ当な理由だ。しかしこの説、実際には都市伝説といわれている。たしかに、どちらかというと暗めの色だが、では何色が事故率が高いのだろうか?
オーストラリアのモナッシュ大学や、ニュージランドのオークランド大学が行った事故率の高い色に関する研究によると、これは納得か、「黒系」という結果が出ているのと同時に、「茶色系」も事故率の高い色として算出されている。しかもこの「茶色系」、後述する事故率の低い色と比較して2倍のリスクがあるというデータも出ている。理由はもちろん、見たままの印象どおりで、周囲から見えにくいから。夜間や悪天候のときはそれがより顕著に。また、物理的な距離よりも遠くに見える後退色であることも、その理由のひとつといわれている。

たしかに、夜道で黒いクルマが走ってきたら、ヘッドライトによってクルマの存在は認識できるかもしれないが、距離感はわかりにくいかもしれない。
とはいえ「黒系」のクルマは無数に存在する一方で、「茶色系」はそれほど多くないのが幸いか。
事故率の低い色は明るい色
では、事故率の低い色はなにか。
これはもう多くの人が予想するように、「白系」と「シルバー系」だ。理由は明白で、「白系」の場合は膨張色であり、実際の車体サイズよりも大きく、そして近くに見える特性をもっているほか、暗くなっても街灯の光をもっとも効率よく反射する仕組みとなっているからだ。「シルバー系」の場合は、シルバー特有の金属っぽい光沢が光を反射し、視認性が高いことが挙げられる。また、人間にとってシルバーという色は、異物感を感じさせる色らしく、視界に入りやすいとのこと。

そのほか、黄色やオレンジに代表される「暖色系」も事故率が低い色とされている。いわれてみれば、工事現場などで使われている、危険などを知らせる看板や標識は黄色が多いので、こちらも納得だ。道路公団のクルマも黄色がメインとなっている。さすがに、一般ユーザーが、黄色のボディに黒いストライプを入れないとは思うが……。

とあるクルマ系漫画で、当初ガンメタ系のボディだったR32GT-Rを、修理のタイミングでショップの社長が白色にオールペンし、「昔から白いボディは事故らないっていわれている」と語っているシーンがあったが、データの上でもそれは立証されているようだ。

どんな色だろうが安全運転はいうまでもなく当然で、好きな色を買うのが1番なのだが、普段何気なく見ているボディカラーによって事故率が異なることも、覚えておいてほしい。





































