女性にモテるクルマは“気配り装備”で決まる! 快適必須機能3選
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ベストカーWeb より

クルマを購入する場合、男性はパワーやハンドリングなど、性能面を意識しがち。しかし、家族と共用し、人を乗せるケースが多い場合は同乗者にも配慮した選択も必要だろう。そこで今回は、女性に喜ばれる代表的な装備を3つの視点から紹介したい。
文:デグナー12(Team Gori)/写真:写真AC、トヨタ
身体を温める機能だけじゃなく冷やしすぎない機能も重要
快適な車内空間のためには温度管理が重要で、特に暑い季節は冷え過ぎに注意が必要。男性に比べ、冷えに敏感な女性は多く、自分は快適な温度だと思っていても女性には寒く感じられるケースも多い。そのような場合に有効な機能が、運転席側と助手席側でエアコンの温度を別々に設定できる機能。
車内の空気は混ざるから意味がないと思っている人もいるだろう。しかし、直接肌にあたる風の温度が違うだけでも、身体の冷え方は変わってくる。寒く感じる人に合わせて温度を設定すべきではあるが、暑さを我慢するのも苦。筆者自身、暑がりということもあるが、デリカシーのある人間でいるためにも独立温度設定は備えておきたい機能だ。
また、寒い時期のことを考えればシートヒーターも有効。エンジンが暖まらないと暖房の効きが弱いヒーターに比べると、シートヒーターの暖まりは早く、冬場は重宝する。加えて女性も運転するクルマであればステアリングヒーターも備えていればなお良いだろう。
美肌のためにUVカットは必須! 空気の質にもこだわろう
美肌のためには紫外線は大敵。UVケアを徹底してクルマに乗る女性は多いだろう。車内は紫外線を浴びやすい環境であるため、窓ガラスにUVカットフィルムの施工をおススメしたい。とはいえ、合わせガラスの義務化以降、ほとんどのクルマのフロントガラスはUVカットガラスになっているため、追加でドアガラスの施工がオススメだ。
また、近年採用する車種が増えてきたナノイー機能。ナノイーはアレルギー物質やウイルスの活動を抑えるだけでなく、皮脂となじんで肌をコーティングし、髪の水分量を整えるなど、美肌・美髪効果も期待されている。温度だけでなく、空気の質にもこだわってみてはいかがだろうか。
女性のドライブに重宝するシートリフター
次に紹介したいのはシートリフター。座面の高さをレバーやスイッチで調整できるこの機能は、小柄な人、特に女性のドライバーには頼もしい。低いシートポジションによって視界が狭いと運転しにくく、助手席に座る場合でも車酔いの原因に。運転するにしても同乗するにしても、座面の高さで視界が変わり、快適性は変わるといえる。
女性に喜ばれるクルマの装備とは、単なる高性能装備や贅沢装備ではなく、「相手を思いやる気配り」そのもの。快適さと安心感を両立させることで、ドライブの楽しさは何倍にも広がるだろう。クルマ選びの際には一考してはいかがだろうか。