便利の押し付け…なぜか腹が立つ!! おじさんがイラっとする装備10選「余計なお世話だよね!!!」
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ベストカーWeb より
最近のクルマは「安全・快適・省エネ」を旗印に、さまざまな先進装備が搭載されている。しかし、便利なはずの装備が、使うたびにストレスを生むことも少なくない。「勝手にやるな」「余計なお世話だ」「それは自分でやる」――。そんな声が聞こえてきそうな、クルマ好きほどイラっとしがちな装備をまとめてみた。
文:ベストカーWeb編集部/写真:ベストカーWeb編集部、Adobe Stock(トビラ写真:tarou230@Adobe Stock)
イラっとする装備1/アイドリングストップ

■イラっとするポイント
・発進がワンテンポ遅れる
・エアコンの効きが落ちる
・バッテリー負担が気になる
燃費や排ガスのために普及したアイドリングストップだが、これがまあ鬱陶しい。停止するたびにエンジンが止まり、発進で再始動する。その瞬間の「間」がストレスなのだ。
とくに交差点の右折待ちなど、ここぞというタイミングで止まってしまうと「いま止まるなよ!」となる。クルマによっては、エアコンも弱くなるし、セルモーターやバッテリーへの負担も気になる。燃費が良くなるのは分かるが、運転の気持ちよさを削ってまで欲しい装備か? と疑問を持つ人は多い。
イラっとする装備2/タッチパネル操作のエアコン(物理ボタンなし)

■イラっとするポイント
・走行中に目線を奪われる
・反応が遅いとストレス倍増
・操作が階層化されると最悪
エアコンは“手探りで操作できる”ことが重要だ。温度を1℃下げたいだけ、風量を1段上げたいだけ。それなのにタッチパネルにすると、視線を画面に向けなければならない。
「安全装備が増えたのに、操作は危険になる」という矛盾。さらに反応が遅いと、イラっと感は倍増する。エアコンは家電じゃない。物理ボタンの偉大さを痛感する装備である。
イラっとする装備3/オートハイビーム

■イラっとするポイント
・対向車がいるのに切り替わらない
・逆に不要な場面で急に点く
・周囲に迷惑をかけそうで神経を使う
夜道での視界確保に役立つはずのオートハイビーム。しかし精度が甘い個体に当たると、これはもう“余計な仕事をする装備”になる。対向車がいるのにハイビームのままだったり、逆にこちらが必要なときにロービームになったり。
結果、ドライバーは「周囲に迷惑をかけていないか」と神経を使い、疲れる。便利さよりも気疲れが勝つと、スイッチをOFFにしてしまう人が続出する。
イラっとする装備4/車線逸脱警報(ピピピ)&車線維持支援(勝手に介入)

■イラっとするポイント
・ハンドルが勝手に動くのが不快
・追い越し時に警報が鳴る
・工事区間などで誤作動する
安全装備の代表格だが、運転好きからすると“気持ちよさを邪魔する装備”でもある。ちょっと白線を踏んだだけでピピピ、あるいはハンドルが勝手に戻される。
追い越しで車線を跨ぐだけで怒られる。工事区間では白線を誤認識して妙な介入をすることもある。安全のためと理解はできる。しかし、クルマを操っている感覚を奪われると、どうしてもイラっとしてしまう。
イラっとする装備5/電子パーキングブレーキ+オートホールド

■イラっとするポイント
・発進時にぎこちなくなる
・タイミングが合わないと焦る
・慣れないと坂道で怖い
渋滞では便利。信号待ちもラク。なのに、なぜか“気持ち悪さ”が残る装備でもある。停止中はブレーキから足を離せるが、発進時の解除タイミングが車種によって違い、慣れないとギクシャクする。
坂道発進で一瞬の遅れがあると、背筋が寒くなる。便利な装備のはずなのに、運転のテンポを乱すとストレスになるのだ。
イラっとする装備6/スマートキー(近すぎると誤作動)

■イラっとするポイント
・触っただけで解錠される
・洗車中にピッピ鳴る
・家の近くだと勝手に反応する
「鍵を出さずに開け閉めできる」スマートキーは確かに便利だ。だが、近くにいるだけで反応するのが問題。洗車中にドアを拭いていると勝手に解錠したり、家の玄関付近にキーがあるとクルマが反応してロック解除になっていたり。
便利さが裏目に出ると、急に“信用できない装備”になる。機械が勝手に判断する系の装備は、裏切ると一気に嫌われる典型だ。
イラっとする装備7/ピアノブラック内装

■イラっとするポイント
・指紋が目立つ
・ホコリがすぐ乗る
・小傷が増えて劣化が早い
高級感の演出として多用されるピアノブラック。しかし、現実は「汚れの展示会」である。指紋はベタベタ目立つし、ホコリも乗る。
拭けば拭いたで細かな傷が増える。気づけば“中古感”が漂ってしまう。見た目はいい。でも維持できない。これがピアノブラックの罪深さだ。「映えるけど扱いにくい」装備の代表と言える。
イラっとする装備8/シートベルト警告音が過剰にうるさい

■イラっとするポイント
・駐車場内の移動でも鳴る
・荷物を置くだけで鳴る
・消せない車種もある
安全のためなのは理解している。だが、警告音があまりに強烈すぎると話が変わる。駐車場内のちょい移動で「ピーピーピー!」、後席に重いカバンを置いただけで「ピーピー!」。
もはや安全というより“しつけ”に近い。結果、ドライバーは音を止めることに意識が向き、逆に危ないと感じるのは筆者だけだろうか。
イラっとする装備9/純正ナビが高すぎる

■イラっとするポイント
・そもそも価格が高すぎる
・更新が遅い、高い
・スマホより頭が悪い
ナビは「目的地に行ければいい」装備のはず。なのに純正ナビは、価格が高すぎるし、操作性が微妙なことが多い。目的地検索が面倒、候補が出ない、地図更新が高い。音声認識がなかなか認識してくれない。結果「スマホのGoogleマップでいいじゃん」となる。
最近はCarPlay/Android Autoが普及し、余計に純正ナビの弱点が目立つ。メーカー純正=最適解ではなくなった象徴的な装備だ。
イラっとする装備10/謎にうるさい“ピーピー音”(注意喚起の過剰装備)

■イラっとするポイント
・ドア開けただけで鳴る
・ちょっとした操作で鳴る
・何の警告か分からないことがある
最近のクルマは、とにかく鳴る。ピーピー、ピロリン、ブーブー。ドアを開けたら鳴る、キーを持って降りたら鳴る、ライト消し忘れで鳴る、後席の人が動いても鳴る。
最初は親切でも、回数が増えると「またかよ!」となる。しかも音の種類が似ていて、何の警告か分からないこともある。注意喚起のはずが、ただの騒音になった瞬間に“イライラ装備”に格下げされるのだ。
まとめ:結局イラっとする装備は「余計なお世話系」
さて、みなさん、10項目のうち、いくつイラっときましたか?
近年は、燃費のためにエンジンが勝手に止まり、安全のためにハンドルが勝手に動き、注意喚起のためにピーピー鳴り続ける。するとドライバーは「自分が運転している」のではなく「運転させられている」感覚になってしまう。
クルマ好きの読者がイラっとする装備の共通点は、ひとことで言えば「余計なお世話」だ。昔のクルマは不便だった。だが不便なぶん、ドライバーが自分で判断し、自分で操作する余地があった。運転の楽しさとは、突き詰めれば“自分の意志でクルマを動かす”ことにある。
ところが最近は、クルマ側が先回りして「こうしたほうが安全」「こうしたほうが燃費がいい」と判断し、ドライバーに介入してくる。もちろんそれが救う命もあるし、事故を減らす効果も大きい。ただし、運転好きからすると「それは分かってる、でも今は自分でやりたい」という場面も多い。
さらに、装備のON/OFFが分かりづらかったり、毎回リセットされたりするのも腹が立つポイントだ。「装備を使う自由」だけでなく「使わない自由」も必要なのに、それが奪われている。クルマ好きが嫌うのは先進装備そのものではない。“余計なお世話感”が、運転の楽しさを削るからイラっとするのだ。








































