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ブースターケーブルの救援なぜできない???……意外に知らないハイブリッド車の謎
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ベストカーWeb より


 これだけハイブリッド車が多く走っていると、バッテリー上がりを起こしたクルマも少なくない。しかし、そんな時、愛車がハイブリッド車の場合、ブースターケーブルをつないで救援することはできない。もどかしく感じるが、なぜ救援することができないのか?

文:ベストカーWeb編集部/写真:Adobe Stock、トビラ写真:写真AC

ハイブリッド車からのジャンピングスタートはダメ!



ブースターケーブルでバッテリー上がりのクルマを救援する際、バッテリー上がりを起こしたクルマのエンジンがかかった瞬間、助けるほうのハイブリッド車に大きな電流が流れ、流れ込んだ電流がハイブリッドユニットの誤作動を引き起こし故障する可能性があるため、救援車として使用することができない。もちろん、ハイブリッド車からハイブリッド車への救援もできない。

 ハイブリッド車には、駆動用バッテリーと補器用バッテリーがある。補器用バッテリーはハイブリッドシステムを起動する役割があるため、駆動用バッテリーが生きていても補器用バッテリーが上がってしまうと動かないのだ。走行中は駆動用バッテリーから補機バッテリーへと充電され、駆動用バッテリーが切れそうになったら、ガソリンエンジンが作動して発電する仕組みだ。

 気を付けなければいけないのは、ガソリン車からのジャンプスタートできるのは補器用バッテリーのみ、駆動用バッテリーには充電できない。補器用バッテリーをジャンプスタートにつなげば救援できるのでは、と思うかもしれないが、容量が小さいのでつないだところで助けることはできない。



 ちなみに現行プリウスの駆動用バッテリーは、定格電圧3.7Vの小型・軽量のリチウムイオン電池56~60セルを直列に接続した207.2~222Vのリチウムイオン電池を利用しており、プリウスの場合は、リアシートクッションの下に搭載している。

ハイブリッド車の補器用バッテリーと駆動用バッテリーの寿命は?



 ハイブリッド車は1~2カ月程度乗らないと、バッテリー上がりを起こす可能性があるので週に1回、1時間以上乗ることをお薦めしたい。補器用バッテリーの寿命はガソリン車のバッテリーとほぼ同じ4年程度、駆動用バッテリーの寿命は約10年、15万~20万kmが目安といわれている。

 では駆動用バッテリーが寿命を迎える予兆はあるのだろうか? 駆動用バッテリーの交換時期が近づくと燃費が悪くなり、デジタルメーターに点検を促す「ハイブリッドシステムチェック」が表示される。

 補器用バッテリーの寿命に関しては、「充電不足」というメッセージが表示され、パワーウインドウの動作が鈍くなったり、ヘッドライトが暗くなるなど電装品の不具合が生じる。

 ちなみに現行プリウスの場合は、新車購入後5年間または走行距離10万kmまでに駆動用バッテリーが寿命を迎えた場合は無償で交換してくれる。有料の場合は、現行プリウスの駆動用バッテリーの価格は約15万円(リビルト品は10万円程度)、工賃込みでは20万円程度かかる。余談だが日産 リーフの場合、メーカー保証を過ぎたバッテリー交換の費用は、新品バッテリーで24kWh=65万円、30kWh=80万円、40kWh=82万円ほどかかる。

 補器用バッテリーの交換はガソリン車とほぼ同じだから自分でできると思われるかもしれないが、ECUやナビの初期設定、パスワードの入力などが必要になるのでディーラーに任せたほうが安心だ。駆動用バッテリーに関しても、207V以上の高電圧大容量なのでうかつに触ると感電する恐れもあるので、交換はディーラーに任せたほうがいい。

 蛇足になるが、EVモードの付いているハイブリッド車の場合、バッテリーがゼロになるまで走行するのは避けたい。またバッテリーがゼロのまま、クルマを長期間保管すると確実にダメージを受けるので、もし長期間乗らないのであれば2~3割以上の残量で保管したほうがいいだろう。

ハイブリッド車のエンジンオイルは劣化しやすいのはなぜ?




 ハイブリッド車のオイル交換も要注意。走行距離3000km~5000km、または、使用期間3ヵ月~6ヵ月が交換目安と、ガソリン車と比べると交換サイクルが短いということを頭に入れておきたい。

 なぜ交換サイクルが短いのか? それはハイブリッド車およびアイドリングストップするエンジン車も含め、従来のエンジン車に比べてエンジンオイルが汚れやすく、劣化が早いからだ。油温が上がりにくいとブローバイガスによる蒸発も進まないため、同じ距離を走った従来のエンジン車と比べて、オイルの変質や粘度低下が多いそうだ。

 寿命を伸ばしたいなら、低温時にも優れた潤滑機能を発揮する、SNグレードの0W-16や0W-20といったハイブリッド車やアイドリングストップ車専用のエンジンオイルを入れて、たとえ走行距離が少なくても、半年に一度はエンジンオイルの交換をお薦めする。

 さらに燃費をよくしたいからといって信号待ちなどの停車時にNレンジにすると逆効果。停車中のNレンジは、エンジンが動いていても駆動用バッテリーが充電されないので逆にバッテリーが劣化する。しかもNレンジにしても燃費はよくならない。


引用元:https://bestcarweb.jp/feature/column/1146457


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