ブリコラージュの発想によるプロトタイプセダン「コンテンポラリー ライフスタイル ビークル」を公開
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様々な仕掛けにより、セダンで現代の「食う」、「寝る」、「遊ぶ」といった日常を実現
日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:内田 誠)は、「ブリコラージュ」の概念のもと、自由な発想と創意工夫から生まれた約30の仕掛けが備わるプロトタイプセダン「コンテンポラリー ライフスタイル ビークル」を3月24日(金)より日産グローバル本社ギャラリーで展示するとともに、本日より特別動画を公式YouTubeで公開します。
「コンテンポラリー ライフスタイル ビークル」は、日産を代表する「スカイライン」をベースに、セダンで快適に「食べる」、「寝る」、「遊ぶ」ための多くの仕掛けを詰め込んだプロトタイプモデルです。
セダンとしての機能やスタイリッシュなデザインを損なうことなく、様々な機能を実現するために、まずはクルマを徹底的に観察することから始めました。
クルマと向き合い、試行錯誤を重ねて創出した数多くの仕掛けは、AIと融合することで、外見からは想像できない驚きの機能を実現し、現代のライフスタイルに合った形で「食べる」、「寝る」、「遊ぶ」といった日常の体験を可能としました。
このプロセスは、ゴールを決めて最適かつ高効率に到達することを目指すエンジニアリングと異なり、対象の観察と創意工夫の連続で思っていた以上のものを生み出すブリコラージュという考え方に基づくものです。
これを手掛けた上田 哲郎(モビリティ&AI研究所 エキスパートリーダー)は次のように語ります。
「人々の生活を豊かにするイノベーションは、電動化や知能化をはじめとするこれまでになかった高度な技術だけに留まりません。
観察や固定概念に囚われない発想により、すでに存在するものから新たな可能性を見つけだし、より快適な体験の提供に繋げることもイノベーションです。
このようなイノベーションの実現にブリコラージュの概念をもとにしたプロセスはとても適しています。
何より、試作している我々にとってとても楽しいものでした。また、“くうねるあそぶ”、は30年以上前に発売した『セフィーロ』のキャッチコピーでした。
あの頃描いた、セダンで「食べる」、「寝る」、「遊ぶ」の夢は今も続いています。
この『コンテンポラリー ライフスタイル ビークル』は、その現代解釈版です。ブリコラージュから導かれるイノベーションは、サステナビリティを推進するうえでの課題にも有効であると考えています。
今回の『コンテンポラリーライフスタイルビークル』は、ブリコラージュがものづくりに与えるインパクトを示す第一弾にすぎません。
今後もこの『ブリコラージュ』の概念で新しいイノベーションを探求し、皆さまにワクワクをお届けしてまいります。」
■展示:日産本社ギャラリー(横浜市西区高島1-1-1)
■期間:3月24日(金)~4月2日(日) ※展示期間は都合により変更になる可能性があります
■動画:https://youtu.be/FmQ0laxKpJ4
https://global.nissannews.com/ja-JP/releases/release-3deacb6d976a71e480ed667402288bdf-230323-01-j