スピード違反しつつの信号無視! 違反のデパートみたいなクルマはどう取り締まられるのか?
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WEB CARTOP より

違反が重なった場合どっちも罰せられる?
スピード違反をしながら黄色線を超えるなど、複数の交通違反を同時にしてしまった場合、どのような取り締まりとなるのでしょうか。この記事では、交通違反を同時に複数してしまったときにどうなるのか解説します。また、交通違反で取り締まられないようにする方法についても考察します。
複数の交通違反を同時にしてしまった場合は重いほうになる場合が多い
スピード違反をしながら歩行者妨害をしたり、複数の車線がある道路の黄色線の場所で車線変更しながらスピード違反したり、免許不携帯で一時停止違反をしたりするなど、複数の交通違反を同時にしているドライバーを見かけたり、聞いたりしたことがある方も多いのではないでしょうか。
もし、上記のように、複数の交通違反を同時にしてしまった場合、どのように処理されるのでしょうか。
先に結果を伝えると、複数の交通違反を同時にしてしまった場合、基本的に処分が重いほうの違反で切符を切られることが多いです。
ただし、あくまでも「原則として」重いほうの違反で処理されるだけであって、絶対にひとつの違反で処理されるわけではありません。
複数の交通違反を同時にしてしまうケース
複数の交通違反を同時にしてしまうケースとしてよくあるのは、次のようなパターンです。
・スピード違反と進路変更禁止場所での進路変更
・スピード違反と信号無視(信号の変わり目ギリギリで通過する)
・携帯電話使用等(保持)とスピード違反
・脇見運転とスピード違反 など
上記のように、気づかぬうちに複数の交通違反を同時にしてしまっていることがあるため、運転するときのルールについて不明なことがあるときは、運転する前に基本的なルールを調べて確認しておきましょう。
1日に複数回取り締まりを受けることもあり得ない話ではない
複数の交通違反を同時にしていた場合は、原則として重いほうの違反が適用されますが、違反した時間が異なる場合はどのように処理されるのでしょうか。
たとえば、朝の通勤時に複数の交通違反をして重いほうの違反切符を切られ、夕方の帰宅時に再び交通違反で取り締まられた場合、1日に2枚の切符をもらうことになります。
つまり、時間が異なる場合は、それぞれの違反で切符を切られるということです。また、同じ違反であっても、違反した時間や場所が異なれば、同じ違反の切符を複数切られることになります。
複数枚の切符を切られないようにするためにも、交通ルールは守りましょう。
交通違反で取り締まられることを心配するなら運転を変える
ここまで複数の交通違反を同時にしたときの処理や時間が異なる交通違反の取り締まりについて解説してきましたが、交通違反で切符を切られないようにするためには、どのようにすればよいのでしょうか。
交通違反や切符を切られることが心配なときは、自身の運転をドライブレコーダーで見たり、交通ルールに詳しい人に運転を見てもらったりして、交通違反をしていないか客観的に確認・判断し、法令に則った運転に変えるほかありません。
また、ルールを守った運転をすると、ほかの交通に迷惑になるのではないかと思う方もいるかもしれませんが、道路を通行するクルマは統一されたルールに従うことが法律に定められています。よって、ルールを守ることが基本中の基本です。
もし、ルールを守って運転しているときに事故に遭ってしまったときは、ルールを守って運転している運転者のほうが有利になる可能性が高いです。もしものときに法律に守ってもらうためにも、日頃からルールを守った運転をするようにしましょう。