クレカがなくても高速ETCを使える「ETCパソカ」ハードル引き下げ! デポジット額と利用限度額を改定
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くるまのニュース より
デポジットの最低額は3000円に
クレジットカードがなくても高速道路のETCを利用できる「ETCパーソナルカード(ETCパソカ)」。2023年3月からは、より利用しやすいようカードの諸条件が改定されます。
ETCパソカは、高速道路などの通行料金の支払いに使えるETCカードです。
一般的にETCカードは、クレジットカードとひも付ける形で発行されますが、このETCパソカはデポジット(保証金)を預託することで発行されます。年会費は1257円(税込)です。
通行料金は、申し込み時に指定した銀行口座から引き落とされます。デポジットは通行料金には充当できず、カード解約時に返金されます。
3月1日からは、ETC普及促進の一環として、デポジット額や利用限度額が改定されます。
デポジット額は平均利用月額の4か月分で計算しますが、現在は2万円からスタートし、2万円単位で設定が可能です。これが改定後は、新たに3000円、5000円、1万円が加わります。
また、ETCパソカの利用限度額は、現在デポジット額の80%までですが、改定後は100%まで可能になります。
これにより、毎月少ししか利用しない人も3000円から手軽にカードを作れるようになり、また、限度額の計算も分かりやすくなります。
なお、デポジットは後から増額も可能です。
カードの申し込みは郵送のみで受け付けていますが、今回の改定に対応した申込書は2月以降順次配布する予定ということです。