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クルマを運転中に信号待ちでスマホをいじるのはやっぱりダメ? 走行中の車内でハンドルを握りながらおにぎり食べると捕まるってマジか!?
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ベストカーWeb より


 先日、都内を走っているとながらスマホの取り締まりを見かけた。そこで、ふと疑問が。
信号待ちで停止している時はスマホを見ても違反なのか? 運転中にスマホのナビを見ると違反になるのか? 

文/ベストカーWeb編集部、写真/ベストカーWeb編集部、Adobe Stock、タイトル写真:Adobe Stock@mapo

■信号待ちで停車中のスマホ操作は違反なのか?



 2022年中の携帯電話使用等に係る交通事故件数は、1424件で携帯電話の画像目的使用に起因する交通事故が700件と最も多く、次いでカーナビ等の注視が666件となっている。

 また、携帯電話使用の場合には、使用なしと比較して死亡事故率が約2.4倍となっている。やはりデータが示すように携帯電話に起因する事故は相変わらず多い。

 まず、走行中にスマホ(携帯電話)を使用した場合、どうなるのか? スマホを保持し、通話したり画像を注視した場合には、罰則として「6ヶ月以下の懲役または10万円以下の罰金」が科される。反則金は1万8000円(普通車)、違反点数は3点が加算される。

 またスマホの使用により、交通の危険を生じさせた場合、罰則は「1年以下の懲役または30万円以下の罰金」が科され、非反則行為となり、反則金は適用されず罰則が適用となる。違反点数は6点となり、一発で免停処分!

 走行中のスマホの使用は軽く考えがちだが重大事故につながるケースが多いため、反則金も違反点数も大きいのだ。

 では、信号待ちなどクルマが停止している状態のスマホ仕様は違反にならないのか? またスマホナビを使っている際に、違反じゃないのか合法なのかと悩む事例がある。それはスマホのナビを起動し、走行中にスマホを手に持ってチラチラ見たりするケース。

 道路交通法第71条5の5(運転者の遵守事項)を見ると、クルマが停止している時を除き、運転中に携帯電話やスマホをもって通話してはいけない、とある。

 つまり、信号待ちでクルマが停止している間にスマホナビを操作することは違反にはならないが、走行中にカーナビ代わりにスマホを注視したり、操作をすると違反になる。

 蛇足になるが、信号待ちでスマホを見ている人が信号が青になっても発進しないことを見越してなのか、「青信号に変わりました。発進してください」と音声と画面に表示するクルマも増えてきた。

 ありがちなのは走行中に「ちらっと画面を見るくらいなら大丈夫」、「LINEやメールのメッセージを確認するくらいなら大丈夫」と思いがちだが、これはもちろん違反となる。

 どれだけ危ないかということは、例えばスマホの画像を見ていて前方を見ていなかった運転者が危険を感じる時間は2秒と言われており、この2秒の間に、時速40kmで走っていたクルマは約22m 、時速60kmであれば約33mも進んでしまう、ということからもわかる。

■スマホの取り付け位置にも要注意



 またスマホをダッシュボードなどに取り付けた車載用ホルダーに装着していた場合にも注意が必要だ。そもそも走行中に画面を注視していたり、操作すると違反行為として認定されるケースもある。

 そして意外な落とし穴なのがスマホの取り付け位置だ。その取り付け位置によっては取り締まりの対象になるケースがあるのだ。

 注意したいのは、ダッシュボードに固定するタイプの携帯電話ホルダー。

 「道路運送車両の保安基準」第21条の第3節、細目告示183の「直接前方視界の技術基準」によると、車両の前方にある高さ1mの円柱が見えなくなるようなものを取り付けることはできないとされている。ダッシュボードに固定するタイプの場合、位置によっては違反になるケースがあるのだ。

 ということで、ダッシュボードに固定すると、位置によってはこの規定に抵触する可能性がある。取り締まりによる検査で、明らかに運転を妨げている位置に取り付けられている場合、取り外しを命じられる可能性もある。

 また、酷暑のなか、直射日光があたるダッシュボード付近にナビゲーション感覚で置き忘れたりすると、20分で室内温度が75度以上に達するのでスマホは壊れてしまうので注意が必要だ。

■最後に運転中の食事も違反という事実




 コンビニでおにぎりやハンバーガーを買って、運転しながら食べたことがある、という人も多いハズだ(飲み物も同様)。

 道路交通法第71条5の5項では食事に関する記載はないが、道路交通法の第70条では「車両等の運転者は、当該車両等のハンドル、ブレーキその他の装置を確実に操作し、かつ、道路、交通及び当該車両等の状況に応じ、他人に危害を及ぼさないような速度と方法で運転しなければならない」と記載されている。

 たしかに片手でおにぎりを持って食べるのでハンドル操作は片手だけになる。さすがにカーブや交差点の途中で食べたりということはないだろうが、見通しの良い道路を走っている時に食べたという人は多いだろう。

 しかし、よそ見など注意力が散漫になり、咄嗟の時に片手では対応できず、事故につながるケースもありえる。いずれにしても運転中のスマホの注視&操作、食事はせず、運転に集中しよう。


引用元:https://bestcarweb.jp/feature/column/772520


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