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クルマの運転やめようかな……初心者よ、心が折れるのはまだ早い! 初心者の誰もが「ビビる」シチュエーションへの対処法を教えます!!
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WEB CARTOP より

見習い期間のうちにあらゆる状況に対処できるようになろう


 通称「若葉マーク」と呼ばれる、緑と黄色の2色が左右に塗りわけられた葉っぱのような形のステッカー。準中型自動車・普通自動車の免許を取得してから1年未満のドライバーが運転するクルマには、必ずこの「初心者マーク」を貼る義務がありますね。つまり、教習所で習ったことだけではなかなかすぐに公道で完璧に運転できるとは限らないので、いってみれば1年間は見習い中と考えて、いろんなシーンに慣れていきましょうという期間です。



 周囲を走るドライバーも、この初心者マークをつけたクルマを見たら温かい目で見守り、交通の流れが安全でスムースにいくよう配慮してあげることが大切。実際に、初心者マークを掲示しているクルマに対して幅寄せや、必要な車間距離が保てなくなるような無理な割り込みをした場合には、そのドライバーは道交法違反とみなされ、罰則が科されます。

 そんな、見習い期間のような初心者ドライバーとしてはやはり、運転の場数を踏み、経験値を上げていくことが運転上達の近道ではあるのですが、どうしても数々の「難所」に遭遇してしまうこともあると思います。

 まずは、もっとも遭遇することが多い難所といえるのが、対向車線があるところでの「右折」。交差点は直線道路にのみあるわけではないので、右折をするタイミングを図りたいのに対向車線の見通しが悪く、対向車がいつやってくるのか、どこで途切れるのか判断が難しいところは怖いものですね。



 対向車線の右折レーンに大型トラックやバスなどが停まっていると、その陰に隠れてしまって直進してくる車両がいるのかどうか見えないこともあります。それでモタモタしていると、後続車からビビーッと「早く行けよ」的な圧を感じさせるクラクションを鳴らされたり、やっと右折しかかったと思ったらその先の横断歩道の歩行者や自転車が途切れなくて止まってしまったり。ときには肝を冷やすこともあるかもしれません。

 まだ遠くにいると判断した対向車が、予想以上の速さで近づいてきて、あわや! といった恐怖体験がトラウマになり、「右折はなるべくしない道を通るようになった」なんてドライバーもいるほどです。

 こういう時は、まず慌てない、焦らない。運転に慣れてくると、少しの隙間から対向車の気配を感じ取ることができたり、建物のガラスに映っていることで確認の助けになったりと、さまざまなワザを身につけていけますが、最初はとにかく「絶対に大丈夫」という安全確認ができるまで、動じないことが大事です。後続車が急かしてきても無視し、平静を保っていられるような「強い心」を養う期間と考えてもいいと思います。



 次に、これも遭遇する機会が多い難所といえる「合流・車線変更」。初心者はまだ、連なってくるクルマの列のどこに入ればいいのか、タイミングを見極めるのことに慣れていないことと、「いまだ!」と思ってからの操作が遅いため、熟練ドライバーからするとやはり「えっ、いま?」というタイミングで合流や車線変更をしてしまうことが多くなっています。

 そこでビビーッとクラクションを鳴らされたり、あからさまにブロックされて入れてもらえなかったり、という洗礼を受けて滝汗をかいてしまうような場面もあるでしょう。でもこれも、何度も何度も合流や車線変更を実践して繰り返して慣れていくことが大事です。できれば、前に入れてほしいクルマのドライバーとアイコンタクトを取ったり、窓を開けて手を振り「入れてくださいね」と合図をしてみましょう。想像よりスムースにいくことが多いです。



 もちろん、飛ばしてくる直進車を急ブレーキさせるような入り方はNGですが、だいぶ前から窓を開けて手を振っていれば、多くのドライバーは「あ、合流したいんだな」と認識し、スピードを緩めてくれると思います。そして、合流したあとの運転に少し余裕が出てきたら、サンキューハザード(ハザードランプを2〜3回点灯してありがとうの意を伝える)をしてみるのもいいでしょう。

なによりも「落ち着き」が肝要!


 続いて、スマホのナビを使っている人にありがちなのですが、歩行者や自転車がうじゃうじゃいるような駅前商店街の道や、対向車とのすれ違いが難しいような狭い道に入ってしまった時。これも初心者が心折れそうになる難所です。スマホのナビは、一見しただけでは道幅などまでわからないので、知らない土地だととくに信用して進んでしまい、あと戻りできなくて泣きたくなるということがあるのです。



 対策としてはまず、ナビをセットしたら経路を画面上で拡大してなぞり、細い道や商店街のような駅前の混雑した道などを通過しないかどうかを確認することが大事。怪しそうだったら、ほかのルートを再検索すべきです。そして、もしそれでも入ってしまったら、できるだけ速度を落として、左右の歩行者や障害物からなるべく離れて走行します。

 歩行者や自転車が車両に気づかず真ん中を歩いていたりしても、乱暴にクラクションを鳴らすとトラブルのもとになりやすいので、普段からププッと優しく鳴らせるように練習しておくといいですね。それができそうになければ、気づいてくれるまで待ちましょう。電柱や看板などにも気をつけて、慌てずゆっくりと広い道に戻れるように進みましょう。



 駅前のロータリーや路肩のパーキングメーターを利用することがある人はトライしなければならない「縦列駐車」も難所のひとつ。自宅の駐車場やコンビニに前から突っ込んで止めたりするのはすぐにできるようになると思いますが、縦列駐車は低い位置に縁石や柵、花壇などがあって死角ができやすく、前後のクルマが大型車だったりするとスペースも狭くなり、操作のスピードが求められることも多いため、熟練ドライバーでもあまり縦列駐車が好きという人は多くないと思います。



 ただこれも、後ろからくるクルマの姿を見て焦ってしまうと、パニックになって余計に時間がかかってしまうこともあるので、まずは気もちをドンと構えて、的確に落ち着いた操作をすることに集中。最近はアラウンドビューモニターのように、真上から縁石などを確認しやすいモニターも増えていますし、縦列駐車のサポートをする機能がついたクルマも増えているので、ときにはそうした助けを借りるのもひとつの手だと思います。



 そして最後の難所は、初心者が邪魔者扱いされやすいところでもある高速道路や山道。車線が多い高速道路であれば、いちばん左の走行車線をゆっくり走っていて構いませんが、対面通行などで車線が少ないところでは、急いでいるドライバーがイライラして「どけ!」とばかりにパッシングしてきたりあおってきたりしがちです。

 もし後続に渋滞ができそうなら、山道では登坂車線があればそこに入って先に行かせましょう。高速道路でも、安全に避けられる場所があれば、左にウインカーを出して速度を緩め、窓から手を振るなど「お先にどうぞ」という意思表示をすると、追い越していってくれます。そのほうが自分もリラックスして運転が続けられると思います。



 ということで、教習所では習えないさまざまなシーンが公道にはあり、どうすればいいのかと心が折れそうになることもあるかもしれませんが、そのほとんどは経験値を上げることで解決し、熟練ドライバーへの階段を登っていくことができますので、ぜひ強い気もちで難所を乗り切ってくださいね。


引用元:https://www.webcartop.jp/2025/06/1631569/


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