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クルマのセルフメンテに挑戦してみようかなぁ……工具はどうする? ムダにならない工具の買い方揃え方
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WEB CARTOP より

クルマいじりに必要なのはわかるけど……どうやって揃える?


 みなさんは愛車のメンテナンスやカスタマイズを自力(DIY)で行っているでしょうか? ホンダが2022年に実施したカスタムに関するアンケートによれば、愛車のカスタマイズをDIYで行ったことがあるという人の割合は、全体の4割強だったそうです。

 その数字に対する筆者個人の感触は、「意外と多いんだな」という印象でしたが、ネットの通販ではカスタマイズに関する商品が無数に出品されていますし、動画配信でもハウトゥー系のコンテンツは多くアップされているので、その界隈はけっこうな盛り上がりを見せていることがわかります。

 ということで、意外と多くの人がDIYで愛車のメンテナンスやカスタマイズを行っているわけですが、実際の作業には、それなりの工具の用意が必須です。ここで選択肢に悩むのが、あらかじめ主要な工具がセットになっているものを買うのか、あるいはその時ごとに必要な工具を買い足していくのか、どちらがいいのか?という点でしょう。ここでは、いくつかのパターンを想定して、そのケースに合うオススメな方法を考えてみましょう。

■作業をするのがまったく初めてという人の場合

 クルマのDIY作業をまったくしたことがない、あるいは友人の作業を手伝ったことがあるレベルなど、ひとりで作業を始めるのにはガイドラインが必要だというケースでは、まずどんな工具を用意するのがよいでしょう?

 ひとくちにクルマ用の工具といっても、ホイールやマフラー、エンジンまわりなどの部品が大きく重めの部分を作業する工具と、内装やオーディオなどのあまり力を込めない用途の工具では、サイズも形状も異なります。

 これはその一例ですが、

【足まわりなど重めの作業用の工具】
・スパナ(4〜5種)
・メガネレンチ(4〜5種)
・ボックスレンチ(4〜5種)
・十字レンチ
・ハンマー
 など


【内装など軽めの作業用の工具】
・ボックスレンチ(3〜4種※)
・六角レンチ(3〜4種)
・ドライバー(プラス/マイナス各2種)
・プライヤー
・ニッパー
・ハサミ
・カッター
 など
※ボックスレンチはコマのサイズ違い


 このケースの場合はずばり、セット工具を購入して始めるのがいいと思います。初めての場合は、ボルト/ナットやビスのサイズと工具のサイズの適合がわからないと思います。なので、セットされた工具のなかから、まずは「なんとなくこれかな?」と思ったサイズを選んで作業箇所に当ててみるというやりかたから始めるのがオススメです。



 始めにある程度の数を手もとに用意しておけば、作業のたびに工具を買いに行く手間が省かれるので、その点が一番のメリットでしょう。

■セット工具のデメリットも知っておこう

 ただし、セットの工具は無駄が出る可能性があるという点も考えておいたほうがいいでしょう。たとえば、「大は小を兼ねる」「備えあれば憂いなし」という考えで、DIYを始める段階で引き出しが2〜3段あるような本格的な雰囲気のツールボックス入りセットを思い切って購入してしまおうと考えるかもしれませんが、「最初に奮発して買ったけど、10年の間で一度も使ったことがない工具がある」という話はけっこうあるあるです。



 セット工具というのは、 想定できる作業のおおよそ6割くらいはカバーできるだろうという内容で構成されていることが多いと思います。工具の点数が多くなればそのぶんだけカバー出来る範囲が広くなりますが、行う作業は一様ではないので、人によっては必要のない工具が増えていくというマイナス要因になることもあるでしょう。

適切な工具の点数は作業内容によって異なる


 それらの点を踏まえてオススメの構成を考えると、スタート時にはある程度の点数が揃っていたほうがスムースに作業に入れますが、よく行う作業の内容は人によって違うので、その点数を決めるということが購入のポイントになると思います。



例1:最低限でいいという場合

 この場合は、ボックスレンチとスパナにドライバー、プライヤーなどが入った50点くらいのセットがよいでしょう。これをベースに、十字レンチなどを追加するのが無駄のない揃えかただと思います。

例2:多少の無駄は妥協して、最初にドン! と揃えてしまいたい場合

 のちのち使わない工具があっても構わないので、8割くらいの作業に対応できる内容で揃えたいという場合は、引き出しの付いたしっかりしたツールボックス入りの80点以上のセットがよいでしょう。その考えの場合は、予算が許す限り多い点数のほうが買い足す必要が減るのでいいと思います。

例3:こだわり傾向がある人の場合

 価格にもよりますが、セットになっている工具というのは、そのメーカーのラインアップのなかでは中か中の下クラスのものが選ばれていることが多く見られます。工具は、使い心地や耐久性などのクオリティが価格に比例する傾向が強いので、こだわりの強い人の場合はいずれ満足できなくなるタイミングが来るでしょう。



 この場合のアドバイスはいくつかのパターンにわかれると思いますが、自身がこだわりタイプだということを自覚しているなら、最初はコスパのよい工具から始めるのがオススメです。まず工具の使いかたを覚える段階では、いずれ買い換えるのだからという意識でコスパのよいセットを買い、勝手がわかってきたら品質の高いものに買い換えるようにすると、最終的に満足度も満たされるでしょう。

 ただし、工具もピンキリなので、価格=品質ということを念頭に据えて、ボルトやナットなど、クルマ側にダメージを与えることがないよう考えて選ぶようにしてください。


引用元:https://www.webcartop.jp/2025/06/1647949/


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