クルマで地震に遭遇! 置いて逃げるときは「キーをつけたまま」「車検証をもち出す」を忘れずに!!
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WEB CARTOP より
運転中に大地震に遭遇したときどうする?
地震大国・日本に住んでいる限り、大地震が起きたときの対応については脳内シミュレーションしておくべきだ。
多くの人が、自宅や職場にいるときの避難先や家族との連絡方法について事前に考えているのではないだろうか。そして、ドライバーであるならば、自動車を運転中に大地震にあったときの行動について整理しておきたい。

気象庁の震度についての解説によれば、震度4になると『自動車を運転していて、揺れに気付く人がいる』という。さらに震度5強になると『自動車の運転が困難となり、停止するクルマもある』というレベルだという。逆にいうと震度3程度までの地震であれば、運転中に遭遇しても気付かないことが多ということだが、ここでは高速道路が通行止めとなる震度5弱(計測震度4.5)以上の地震を想定した対応として話を進めていきたい。
運転中に大きな揺れを感じ、運転の継続が困難となったときに重要なのは、安全に停止することだ。しかし、急ブレーキで停止するのは危険だ。前後にクルマが走行している状態において、周囲のドライバーも同様に揺れを感じているとは限らない。ハザードを点滅させ、緩やかなブレーキで停まるようにしたい。さらに、緊急車両が走行できるようクルマを左側に寄せておくといい。

地震の程度にもよるが、ひとまずは車内でラジオなどから情報収集をして待機するのがいいだろう。ただし、海沿いの道路では、津波の危険性もある。この場合、クルマで逃げたほうがいいのか、すぐさまクルマから降りて徒歩で高台に向かったほうがいいのか、ケースバイケースであり、どちらがいいとはいえないのが難しい。
いずれにしても、状況に応じて判断するという前提で、最初から選択肢を狭めないことが重要だ。
クルマを放置するときは車検証だけもち出すのがポイント
さて、地震によって通行不能といえる状況になったときも含めて、やむを得ずクルマから離れて徒歩で避難する際には、クルマにカギをかけないことが求められている。さらにいえば、カギ(スマートキーを含む)を車内に置いておき、他者がクルマを移動できるようにしておくことは、ほぼルールといえる。

東日本大震災の後に改正された『災害対策基本法』に基づき、大規模災害時に緊急通行車両の通行の妨害となる場合には、妨げとなる放置車両・立ち往生車両を、道路管理者が移動することができるようになっている。つまり、緊急通行車両のルートを確保するために人の乗っていない車両を移動することは法的に認められている。そうした法律に協力する対応を取ることはスマートなドライバーとしての責務ともいえる。
ただし、ただ単にドアをロックせずに、キーを残したままでは盗難されるリスクもある。そこでポイントとなるのが車検証だ。車検証は、そのクルマの所有権を示すものであり、車検証が手もとにあれば、放置車両が自分のものであることを示すことができるし、万が一津波で流されてしまったときの抹消手続きもスムースになる。

同時に、ETCカードなどの貴重品も持ち出したいし、余裕があれば連絡先を書いた紙などをダッシュボード上に置いておくといい。もっとも、そうした対応をしたがために逃げ遅れるのでは本末転倒だ。津波が迫っている、がけ崩れが起きそう……といった状況であれば、身ひとつで逃げ出すべきだ。命あっての物種というが、最優先事項は身を守ることだ。

あらためて整理すると地震などの災害時にクルマを置いて避難する際、ドアロックはせずにキーをクルマに残しておくのはマストだ。その上で、時間的な余裕があれば、連絡先を書いたメモを残し、車検証やETCカードなどの貴重品をもって避難すると覚えておきたい。



































