口コミを投稿する

ユーザーのリアルな新車口コミサイト 買おっかなー!

キレイ好きもほどほどに! やりすぎは逆効果になる洗車の頻度とタイミング
口コミを書く 口コミを見る

WEB CARTOP より

判断基準は見た目の汚れだけじゃない!


 日本を訪れる外国人が驚くことの1つに、「街を走るクルマのきれいさ」があります。
汚れたまま走っているクルマがほとんどないように見えるため、「さすがは清潔できれい好きが多い印象の日本だ」と感心するのだそうです。
確かに家の近所でも毎週末のように誰かが洗車しているところを見かけたり、洗車場も賑わっていますよね。

 でも中古車買取業者に聞くと、洗車のしすぎはボディカラーの劣化を早め、買取査定価格を下げる原因になってしまうこともあるのだとか。
とくに、洗車場やガソリンスタンドなどの機械洗車を頻繁に行うとボディが傷つきやすく、丁寧な手洗い洗車をしてきた車両と比べると、プロの目には違いが一目瞭然なのだそう。
良かれと思って洗車をこまめにしていたのに、それがクルマの価値を下げてしまうとは、なんとも残念ですよね。



 そこで今回は、洗車の頻度はどれくらいが良いのか? どんな時が洗車のタイミングなのか? ご紹介したいと思います。

 そもそも一般的に、実際にはどれくらいの頻度で洗車をしているのか気になりますが、定額カーリース「おトクにマイカー 定額カルモくん」を運営するナイル株式会社が自家用車を持っている男女1222人に調査したところ、洗車の頻度は「3カ月に1回以上」と回答した人が35.4%とトップ。
次いで「1カ月に1回以上」と「半年に1回以上」が多い回答となりました。
少なくても半年に1回以上という人で8割以上を占める結果ですが、「1年に1回以上」と「1年に1回より少ない」という人が17.8%いることも事実です。



 そして、洗車をするきっかけに対しては、もっとも多い回答が「汚れが目立ったら」で62.9%。「一定期間ごとにしている」という人が7.8%、「雨・雪のあと」が6.1%、「旅行・遠出の前後」が5.6%という結果となっています。

 皆さんやはり、見た目が汚れていると気分が悪いとか、愛車が傷みそう、恥ずかしい、ということで汚れが目立ってきたら洗車をすることが多いようですね。
もちろん、汚れをそのまま放っておくと、それがまた車両を劣化させる原因になりやすいので、間違っているわけではありません。
ただ、洗車をするかどうかを判断する際、気にしてほしい本当の要素は、見た目の汚れではなく、「前回かけたワックスやコーティングの効果が薄れてくるタイミング」です。

海辺や雪道を走った際は早めに洗車を


 最近はワックス入りの洗車用洗剤なども定着しており、洗車の最後にワックスで仕上げることによって、デリケートなボディの塗装面を保護し、ホコリや花粉、樹液、潮風や酸性雨といった、塗装にとってダメージを与えるさまざまなものから守る役割があります。
でも一般的にワックスの耐久性は1カ月程度となっており、プロに施工してもらうコーティングは最長で5年ほどのものもありますが、3カ月〜1年程度の耐久性のものが多くなっています。

 ただ、もちろん雨や雪の日が続いたり、オフロードを走ったりすればワックスの効果は落ちやすくなることもあり、駐車場によっても、ホコリなどがつきやすい場所と、シャッターのある屋根付きガレージではまったく変わってきますので、ボディの状態を常によく観察することが大切です。



 また、次のような場合はワックスの耐久性に関係なく、なるべく早く洗車をしましょう。
海辺を走った時は、塩害を防ぐためにボディだけでなく下まわりや足まわりも一緒に洗車を。
雪道を走った時も、融雪剤などが下まわりやボディにつくと劣化につながってしまうので、入念に洗車したいですね。
虫の死骸や鳥のフンがついた時も、なるべく早く落としましょう。
そのままにしてしまうと、色素沈着したりそこだけ日焼けしたり、あとが残ってしまうこともあります。



 さらに、洗車をすると水道水に含まれる不純物がボディに付着し、白っぽいリング状やウロコ状に水垢として残ってしまうことがありますが、これもそのままにしておくと直射日光などで焼かれてこびりついてしまうことがあるので要注意。
これはイオンデポジットとも呼ばれ、ひどい時にはボディにシミのようになってしまいます。
そして、もっとひどいのはボディについた水滴がレンズ代わりとなって、直射日光の熱を集めて塗装面に侵食し、凸凹の状態となるウォータースポットです。
洗車グッズの中にはこのウォータースポーットを除去するスプレー剤などもあるのですが、素人がそうそう簡単に修復できるものではなく、きれいにしようとして逆にボディを傷めてしまうこともありますので、こうなってしまったら専門業者にお願いして、除去してもらうことをおすすめします。



 そうならないためにも、洗車はよく晴れた日ではなく、曇りで風がない日を選んで行うとよいでしょう。
適度な洗車、丁寧な洗車で、愛車の価値を下げないようにきれいに乗りたいですね。



    • 口コミ題名:

    • 内容:


    • 掲載には当サイト運用チームによる審査があります。

    • 誹謗中傷や公平性に欠けると判断した場合には、掲載されない可能性がありますのでご注意ください。