やっちゃった! カーシェア・レンタカー事故を起こしたら……最初に絶対やるべき3つの対処法
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ベストカーWeb より

レンタカー業界では日々多くの事故が発生しています。万が一、事故の当事者になってしまったら、頭が真っ白になってしまうと思いますが、やらなければいけないことをおさえておけば、より落ち着いて対処することができます。ここではレンタカーで事故してしまった場合の対処法を紹介します。
文:ゆーたGVB(Team Gori)/写真:Adobestock(トップ画像:hakase420@Adobestock)、AC
ケガ人の救助や応急処置が最優先
真っ先にやらなければいけないのはケガ人の救助や応急処置です。これは「道路交通法」でも運転者の救護義務として定められています。そのため、この義務を怠りその場を離れてしまうと「救護義務違反(ひき逃げ)」となってしまい、懲役刑などが科される可能性があるので注意が必要です。
ケガ人の救助や応急処置が終わった後は、軽傷にみえるような傷であっても救急車を要請しましょう。一見すると軽傷に見えても、外からは見えないところにダメージがあり、容体が急変することもあるので、必ず医師に診てもらうようにしましょう。
警察に連絡し事故処理を行う
ケガ人の救助や応急処置が済み救急車を呼んだあとは、クルマを安全な場所に移動し、警察に連絡して事故処理を行う必要があります。事故処理とは事故原因を究明し、事故の責任を明確にするために行います。
また事故処理は、対人事故の場合だけでなく、対物事故の場合でも必要です。特にレンタカーを利用中の事故の場合は、事故があった場合に事故処理を行っていないと、加入している保証プランの対象外となってしまいます。そのため、事故によって発生した費用が全て自己負担になってしまうので、必ず事故処理は行いましょう。
レンタカーの出発店舗に連絡し報告
ケガ人を救護し、警察の事故処理までひと通り済んだら、レンタカーを借りた店舗へ連絡しましょう。事故の状況やクルマの損傷度合いを報告しなければいけません。店舗への連絡を怠ると、事故処理と同様に加入している保証プランの対象外となってしまいます。
近年はレンタカー以外にも「カーシェア」を利用する方も多いと思います。実店舗がないカーシェアでも、事故があった場合の対応は基本的には一緒です。最優先はケガ人の救護や応急処置、次に警察に連絡し事故処理、最後にカーシェアの場合はカーシェア会社ごとに決められた事故受付番号への連絡が必要となります。
レンタカーやカーシェアは、普段運転する機会が少ない方の利用が多いです。そのため事故にあった際は、パニックになりどのように対処すればいいかわからなくなる場合がありますが、困った際は事故直後に店舗や対応する窓口に問い合わせましょう。隠したりする行為は後々トラブルとなり、余計に大変になるので絶対にしないでください。