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いよいよ梅雨に入り! いまさら聞けないクルマの窓ガラスが曇ったときの正しい対処法とは?
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ベストカーWeb より


 いよいよ関東地方も梅雨入りしました。梅雨シーズンに多発する車内の「窓ガラスの曇り」。視界不良による事故を防ぐためにも、正しい曇り対策を知っておくことが重要です。本記事では、曇りの原因から効果的な除去方法、さらに曇りを予防するテクニックまでをわかりやすく解説します。

文:ベストカーWeb編集部/写真:ベストカーWeb編集部、Adobe Stock(トビラ画像:robsonphoto@Adobe Stock)

1. 曇りのメカニズム:原因は「湿気」と「汚れ」



 梅雨の運転、最大の敵は「窓ガラスの曇り」。ジメジメと湿度の高い梅雨シーズン。多くのドライバーが悩まされるのが「窓ガラスの曇り」です。

 視界を奪われれば事故の危険が高まるだけでなく、ストレスや疲労の原因にもなります。安全で快適なドライブを実現するには、梅雨の曇り対策が欠かせません。

 曇りの発生メカニズムは単純で、「車内にこもった湿気」と「ガラス表面の汚れ」によるもの。ガラスが汚れていると、水蒸気が水滴となって表面にとどまり、結果として曇ってしまいます。

■湿気の主な原因:
濡れた傘や衣類を車内に持ち込む
同乗者が多い(人が発する湿気)
雨水の染み込んだフロアマットなど

■ガラス汚れの落とし方:
ミネラル分や不純物が入っていない精製水をキッチンペーパーやクロスにつけて拭きあげる
中性洗剤を薄めたもので内側のガラスを拭く
特に喫煙者の車内はタール成分による曇りが発生しやすいため念入りに掃除
曇り止め剤を塗布する前に必ずクリーニングを実施

2. 曇り止め剤は正しく使おう



 市販されている曇り止め剤には、スプレータイプやウェットシートタイプなどがあります。これらはガラス表面を“親水性”にすることで、水滴が膜状に広がり、曇りにくくなる仕組みです。

■選び方のポイント:
ガラスの種類(IR・UVカット対応かどうか)に注意
耐久性や持続性をチェック
施工後の拭き残しがないように丁寧に仕上げる



3. 曇ってしまったときの即効対処法



 それでも運転中に曇ってしまったら?落ち着いて以下の手順を実行してください。

■エアコンの「デフロスター」モードを起動
フロントガラスに風を集中させ、素早く曇りを取り除きます。
■風量は最大に設定
急速に乾燥させることで効果が高まります。
■外気導入 vs 内気循環の切り替え
外気が乾燥しているときは「外気導入」
雨天時や湿度が高い場合は「内気循環+除湿」が効果的
■温度設定は“高め”が正解
「冷たい風で湿気を飛ばす」と思いがちですが、逆に空気が冷えると水蒸気が飽和して結露を起こしやすくなります。外気温と同等かやや高めに設定するのがベストです。



4. 曇りを未然に防ぐ生活習慣



 日頃から以下の習慣を心がけると、曇りの発生を抑えられます。

■濡れたものを車内に持ち込まない
傘やレインコートはラゲッジルームへ収納
■除湿剤を車内に設置する
コンパクトなクルマ用除湿剤や珪藻土シートもおすすめ
■エアコンの定期メンテナンスを忘れずに
フィルターが目詰まりしていると除湿効果が低下します
■ガラス面にワックスや油膜を残さない
曇り止め施工前の「脱脂」が重要

編集部まとめ:梅雨でも快適に!「予防」と「即応」のW対策で視界良好


 「永久に曇らないガラス」が発明されれば理想ですが、現実はなかなかそうもいきません。だからこそ、日々の予防と、いざという時の正しい対処が大切です。

 安全運転の基本は、まず“クリアな視界”から。今日からできる曇り対策で、梅雨のドライブを安心・快適に楽しみましょう。曇りは予防と初動対応が肝心。装備と習慣を見直して快適に!


引用元:https://bestcarweb.jp/feature/column/1239658


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