いくら教習所で学んでも現実の路上は違う! 初心者ドライバー「とまどい必至」の状況7つの白黒
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WEB CARTOP より
交通ルールをしっかりと理解して安全運転を
この春、運転免許を取得して新たにドライバーの一員となられた皆さん、おめでとうございます。
自動車教習所を卒業したばかりのこの時期は、実際の路上に出てまだまだ迷うことが多いことでしょう。
そうした若葉マークのドライバーが迷いそうな事例に白黒つけて、スッキリさせてしまおう。
ゼブラゾーンの侵入
右折レーンの手前などにある、いわゆるゼブラゾーン。
これは「導流帯」とも呼ばれるスペースで、車両の走行を誘導するためにある。
ゼブラゾーンは標識ではなく「表示」であり、進入禁止を意味するものではないので、ゼブラゾーンに進入しても違法性はない。
踏切手前での窓あけ
教習所では口やかましく指導された踏切手前での窓あけだが、道路交通法でそれを義務づける文言はなく、踏切前で窓を開けなかったとしても、違法性や違反を問われることは一切ない(もちろん一時停止は義務)。
実際、街中で踏み切り前だからといって、わざわざ窓を開けるドライバーは見たことがない……。
罰則はなくてもマナー違反な行為もある
パーキングスペース枠はみ出し駐車
初心者のうちは駐車が苦手という人も多いだろうが、決められた駐車枠からはみ出して止めるのは、ほかの利用者に不利益になるし、接触事故やドアパンチに遭う原因にもなるので、絶対にやめて欲しい。
ちなみに合法的路上駐車ともいえるパーキングメーター(パーキングチケット)を利用するときに、白い枠からはみ出して駐車していると、料金を払って時間内の駐車であっても、駐車違反をとられることがあるので要注意。
障害者スペースの駐車
駐車に関してもう一点。
車いすのマークが記されている障害者用駐車スペースに健常者のクルマを止めた場合どうなるか。
アメリカなどでは罰金が課せられる州もあるが、日本ではとくに罰則がないのが現状……。
しかし、重大なマナー違反であり、そのスペースを本当に必要とする人たちにとっては迷惑で、周囲から白い目で見られても仕方がないので、妊婦さんや足腰の弱い老人、障害者以外は利用しないこと。
ウインカーが先かブレーキが先か
ベテランドライバーにも多いが、ウインカーを出すのが遅いドライバーは嫌われる。
交差点を曲がるとき、あるいは道路脇の店舗に入るときなど、ブレーキを踏んで減速しはじめる前にウインカーを出すこと。
減速が先だと「なんでこんなところでブレーキを踏むの?」と思われるが、ウインカーが先なら後続車も事情がわかるので納得できる。
スモールランプ(フォグランプ)での走行
オートライトのクルマも増えてきているが、日没後にヘッドライトを点けずに、フォグランプやスモールランプだけで走るのは、無灯火扱いで道路交通法違反。
何を遠慮しているのかわからないが、ヘッドライトを点けても電気代は取られないので、日没30分前にはライトオンの習慣を!
雨天や朝日や夕日を背負って走るときも、積極的にヘッドライトを点けて被視認性を高めることが安全運転につながる。
右折信号でのUターン
右折信号でのUターンは、10年前まで違法だったが、2012年4月1日から道路交通法の改正で、合法になった(転回禁止の標識がある場所・時間帯を除く)。
他にも戸惑うことは多いだろうが、迷ったらより安全だと思われる方を選択すればOK! まずは習うより慣れろで、走行距離を稼いで経験を積んで、脱初心者を目指していこう。
引用元:https://www.webcartop.jp/2022/04/881220/