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「ペーパードライバー」必見!! 久々に運転する時に覚えておくべきポイント3選
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ベストカーWeb より


 三井住友海上火災保険が、2023年2月に行ったインターネット調査によると、過去5年間無事故無違反である優良運転者(ゴールド)免許保有者のうち、約3人に1人が「ペーパードライバーだと自覚している」そう。
ペーパードライバーとなった理由には、運転に関する恐怖心のほか、クルマを保有していないなどさまざまあるようですが、運転に対する自信については、100点満点のうち平均で25.4点と、かなり自信がないようす。
ただ、約半数の人が、「ペーパードライバーを卒業したい」と考えている、といいます。

 運転することに対する恐怖心を解消するのはなかなか難しいですが、実際に気を付けなければならないポイントを知っておくことで、恐怖心が和らぐこともあるはず!! 
久々に運転するときに運転がラクになるポイントをいくつかご紹介しましょう。

文:吉川賢一
アイキャッチ写真:Adobe Stock_ piai
写真:Adobe Stock、写真AC

走行ルートを事前に確認し、車線変更する場所などを頭にいれておく

 カーナビで設定さえすれば、知らない土地でも迷うことなく目的地にたどり着くことはできますが、ざっくりとでいいので事前に目的地までの行き方を下調べしておくことで、実際に運転しているときに余裕がうまれます。
どの道をいくのか走行ルートをチェックしたり、ポイントとなる交差点の名前をチェックしておく、目的地の駐車場への進入の向き(右折進入か、左折進入か)を確かめる、また、渋滞ポイントがあるならば、どの辺で何キロくらいあるのか(休憩を取るポイントを考えるため)など、この先の行動を頭に入れておくのです。

 「そうじゃない、近所の運転でも怖い」という人は、実際にそのルートを歩く、もしくは自転車で通ってみるといいです。
このあたりは路上駐車が多いので右側の車線にいたほうがスムーズに走行できるな、とか、ここは右折レーンが混雑するから左に避けておいたほうがよさそうなど、クルマで走る前に、自分がとるべき行動を頭に入れておくことで恐怖心をやわらげ、そうして運転経験を積んでいくことで、クルマでの行動範囲を広げていくことができるかも知れません。
身近な人に運転してもらって、自身は助手席に座って確認する、という方法でもいいでしょう。教習所を卒業したならば、運転技術は問題ないはず。
久しぶりの運転でも、やってみれば意外と覚えているものですので、自信を持ってがんばってください。



高速道路の合流では、しっかりと加速

 高速道路を怖くて使えない(走行できない)という人の多くが苦手だとする、インターチェンジやサービスエリア等から本線への合流。
とにかく早く本線に入ろうと、合流ポイントにはいったらすぐにウインカーを出して合流しようとするクルマをみかけますが、合流の際にまずやらなければならないのは「加速」です。
加速レーンを存分に使って十分に加速し、その後ウインカーを出して「入れてください」と本線を走るクルマに合図をすれば、(本線を走るクルマとしても)こちらが合流したい旨は理解していますので、前を譲ってくれたり、事前に車線を空けてくれたりしてくれるはずです。
中途半端な加速で、加速レーンの途中から合流を仕掛けることのほうが、本線を走る後続車にとって邪魔で迷惑です。

 また渋滞時には、いち早く合流しようとせず、本線と合流車線にいるクルマが一台ずつ合流をする「ジッパー合流」を必ず行うこと。
合流地点を先に送ることで全体の渋滞は短くなりますので、臆せず先まで進みましょう。



この季節は西日に対する備えも忘れずに!!

 このほか、昨今は、都心部においては、車道を走る電動キックボードに対する注意が必要です。
クルマやバイク、自転車よりも動作が機敏なうえ、歩道も走ることができるため、思わぬ方向から飛び出してくることもあります。

 また、太陽の位置が低い秋冬は西日の眩しさにも要注意。
西日が視界に重なると、視界が突然奪われ、前方が一瞬まったく見えない状況になることもあります。
西日が眩しくなる夕方は、クルマのほか、自転車やバイクなどの交通量が増える時間帯でもあることから特に気を付けたいところ。
できれば、運転用サングラスを用意しておきたいところ。
ファッション向けの濃度の濃いサングラスだと、日陰やトンネルに入った際などに真っ暗になるため危険です。



 走行ルートを確認したり、注意しなければならないポイントを知っておいたりなど、事前の準備をしておくことで、運転中の恐怖心をやわらげることはできるはず。
運転中に、乱暴な運転をするクルマに遭遇し、怖い思いをすることもありますが、自身が安全運転をしていれば大丈夫。
せっかく取得した運転免許ですから、クルマ好きおじさんとしては、ぜひ運転する楽しさを味わってほしいと思います。


引用元:https://bestcarweb.jp/feature/column/746741


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