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「サイドシル」「ストーク」「センタークラスター」ってぶっちゃけドコだよ! クルマ好きでも「フワッとしている」クルマの専門用語8つをズバリ解説
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WEB CARTOP より

自動車業界にまつわる専門用語


 雑誌やWEBマガジン、動画配信など、自動車の情報を発信するメディアはいろいろあります。それぞれのメディアごとに特色があって、一般ドライバー向けのやさしい内容のものから、マニアでも参考になるような超専門的な内容のものまで網羅されていて、どれを選ぶかはよりどりみどりな状況です。



 それぞれのメディアでは内容に応じて自動車に関する用語を使っていますが、意外とやさしい内容のメディアでも、「これくらいなら伝わるだろう」という認識である程度の専門用語が使われているのが普通です。しかしその用語を知らない場合、会話であれば「それどういう意味?」と訊ねることができますが、発信されたメディアでは自分で調べるしかありません。

 ここでは、一般的によく使われる自動車用語のなかから、「なんとなく知ってるけど、説明しろっていわれると困る」という感じのワードを紹介していきたいと思います。

■シャシー・ボディ部編

●サイドシル

 サイドは「側方の」という意味なのはご存じだと思いますが、「シル」は馴染みが薄いワードでしょう。
「シル」は英語で「Sill」と書き、直訳だと敷居となります。敷居は廊下と部屋、部屋と部屋を仕切る床の部材で、日本家屋では障子戸のレールのケースがほとんどでしょうか。これは欧米でも一緒のようで、要はドア枠の下の部分をそう呼びます。



 実際の部分でいうと、外観ではドアパネルの下側にある細長い部分で、ドアを開けたときにまたぐチューブ状の部位のことです。ここはフレームの一部として剛性を確保している重要な箇所でもあります。

●ピラー

「ピラー」は英語で「Pillar」と書き、直訳だと「柱」となります。これはクルマでいうと、屋根を支える柱状の部分のことを指します。

 前から順にA・B・C……と名前が付けられていて、セダンタイプならCまで。ミニバンやワゴンはDまであるケースが多いですね。

 また、4(5)ドア車でBピラーがないケースをピラーレスということもあります。ハードトップやミニバンで採用例があって、開放感や乗降のしやすさがメリットです。

●コンパートメント

 このワードはやや特殊でしょうか。英語で「Compartment」と書き、直訳だと「区画(仕切られた空間)」となります。

 クルマでいうと「トランク(室)」のことを、「ラゲッジ(荷物)」と組み合わせて「ラゲージ・コンパートメント」といいうことが多いでしょう。「エンジンルーム」をちょっと気取っていうときに「エンジン・コンパートメント」と呼ぶケースもあったりします。

略されて使われることも


■内装編

●レジスター/デフロスター

「レジスターって会計のレジのこと?」……一般的にはそうですが、クルマの場合はエアコンの吹き出し口のことをいいます。

 英語表記は「Register」で会計の機械と同じですが、こちらは「換気口」という意味で使われます。マンションやアパートなどの内壁に付けられた換気口も「レジスター」と呼ばれています。



 ちなみに「デフロスター」と混同している人もいますが、そちらは「Defroster」と書き、「De=否定、外へ、Frost=霜、er=〜するもの」という意味で、霜取り装置のことです。フロントウインドウの下部やサイドミラーの付け根付近の吹き出し口をそう呼ぶこともあるので、混同することがあるのでしょう。

●ストーク(スイッチ)

 これは「最近耳にすることが出てきたかな?」という雰囲気のワードですが、これの正体はハンドルトリム側面から生えたレバー状の複合(ライト/ウインカー)スイッチのことをそう呼びます。



「ストーク」とはあまり聞き慣れませんが、英語では“Stork”と書いて“コウノトリ”という意味です。おそらくは、あのレバーの形状からそう呼ばれるようになったようです。

●センタークラスター

「センタークラスター」というのは、英語で「Center-cluster」と書き、直訳すると「中央(の)集合体/塊」となります。クルマでは「中央に集められたスイッチ類の集合部」というのが妥当でしょうか。少し前では「インパネ(インストゥルメントパネル)」と呼ばれていた部分とほぼ同じ意味といってよいでしょう。



 ただこちらの場合はメーター部分も含む場合があるので、少しやややこしい印象です。また、「センターコンソール」というワードもあり、こちらは直訳で「中央の操作盤」となり、フロアシフト車でいうところのシフトレバー部付近のことを指しますので、こちらとも混同しないようにしてください。

●オドメーター/トリップメーター

 このふたつの名称は、両方とも距離計を意味することはほとんどの人が知っていると思いますが、「あれ、どっちだっけ?」と曖昧だというケースも少なくないでしょう。

「オド=Odo」と書き、語源はハッキリしないようですが、古代ギリシャのころから距離として使われたようです。こちらは走行総距離のことです。



 対して「トリップ=Trip」の方は、「旅行」のほか、「お出かけ/ひと走り」という意味もあります。その示すとおりに、ひと行程だけの距離を示す「区間距離」を示すメーターです。こちらはいつでも0にリセットできますが、「オドメーター」は触ることができないようになっています。

●ドアトリム

「ドアトリム」も意外と耳にしますが、正確な部位をよく知らないという人も少なくないかと。これはズバリ、ドア内側の内装パネル(アームレスト、ドアハンドルなどを含む)のことを指します。なので正確には「ドアトリム・パネル」となります。



「トリム=Trim」で、元々は「区切り/刈る」という意味ですが、クルマでは装飾の縁取りという意味で使われています。おそらくはドアの内装の素材の切り替え部分のパイピングなどがそう呼ばれていて、次第にそのパネル全体をそう呼ぶようになったのではないでしょうか。


引用元:https://www.webcartop.jp/2025/09/1720553/


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