電気自動車(EV)あれこれ① EVってどんな車?

新型電気自動車(EV)続々登場!
でも、そもそも電気自動車ってどんな車?


Photo:NISSAN LEAF NISMO

2009年に三菱が発売した「i-MiEV」(現在は販売終了)、2010年に日産が発売した「リーフ」に続き、2020年10月に「Honda e」が発売され、2020年11月現在では海外での発売のみですが、レクサス「UX300e」、マツダ「MX-30」など電気自動車の競争が本格的に始まる兆候があります。
電気自動車(以下EV)の普及はまだまだ先だから、、、と思ったら時代遅れになってしまうかもしれません。
「買おっかな」でも自動車を扱うサイトとして乗り遅れないように、継続的にEVの豆知識を掲載していきたいと思います。
初回はまず、そもそもEVってどのような車なのかを解説していきたいと思います。

フリー百科事典"Wikipedia"では、「電気自動車(でんきじどうしゃ、electric vehicle)とは、電気をエネルギー源とし、電動機(モーター)を動力源として走行する自動車である。EVの略称が一般的に用いられる。内燃機関(ICE)を持たない事から、走行中にCO2やNOxの排出が無いゼロエミッション車である。」とあります。
簡単に言えば、「電気を使ってモーターで走るクルマ」という感じでしょうか。
広い意味ではゴルフ場のカートもEVになります。
そう考えればEVの定義自体はとてもシンプルで、「EV=最新のクルマ」ではない事がわかります。


Photo:たま電気自動車

そのため、EVの歴史は皆さまが思うより古く、海外ではガソリンエンジン車より歴史があります。
また、国内でも戦後間もない1947年に日産自動車の前身会社が「たま電気自動車」を量産し、1951年頃まで活躍していました。
NISSAN HERITAGE COLLECTION たま電気自動車
ただ、1950年頃に朝鮮戦争に伴いバッテリーに使用する鉛の価格高騰が起こったため、バッテリーからガソリンエンジンに置き換わり、EVは衰退していきました。
また、1960年代のガソリン車による大気汚染問題、1973年のオイルショック時など、そのつどEVに期待が高まりますが、普及には至りませんでした。
しかし、1990年頃から世界的に地球温暖化問題が深刻となり、「大気汚染」、「地球温暖化」、「化石燃料の枯渇」という3つの課題解決への糸口として再度脚光を浴びる事となります。
自動車メーカー各社はガソリン車やハイブリッド車の開発、発売の傍らでEVも開発し、モーターショーなどで展示をし始めました。
そして冒頭でも記載した通り、i-MiEVやリーフなどが市販されるようになってきたのです。


Photo:TESLA MODEL S

現在市販しているの海外のEVに目を向けると、「テスラ」が有名です。
2008年に最初の車種「テスラ・ロードスター」を販売し、その後セダンの「モデルS」、SUVの「モデルX」、「「モデル3」、「モデルY」とEVを次々と発売しています。
少し海外の自動車メーカーを知っていると疑問に思うかもしれませんが、そもそも「テスラ」を販売している「テスラモーターズ」という会社はあまり馴染みがない社名だと思います。
それもそのはずで、北米でイーロン・マスク氏が2004年に起ち上げたベンチャー企業だからです。
なんと自社で生産工場を持たず、まとめて他の企業に委託するファブレスとういう事業体系をとっています。
このファブレス企業が既存の自動車メーカーに大きな影響を与えたのは言うまでもありません。
そして今では、「GM」、「ダイムラー(メルセデス・ベンツ)」、「フォルクスワーゲン」、「アウディ」、「ポルシェ」、「BMW」、「オペル」、「フィアット」、「シトロエン」、「プジョー」、「ルノー」、「ジャガー」、「ヒュンダイ」など、ほとんどの主要な自動車メーカーがEVを発表、発売しています。

そして、今後もっとも影響力があると思われる中国の動きも注目されています。
EVの核となるバッテリーとモーターの生産は圧倒的に中国での生産が多いため、数えきれないほどのメーカーがEVを販売しています。
現状では一部を除いて中国以外での使用は安全性での問題などがあるため普及は限定的ですが、今後はどうなるか分かりません。

そう考えると今後は世界中でEVが激戦となり、新たな魅力的な車種が出てくるでしょう。
楽しみですね。


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