酷暑でマイるのはバッテリーも同じ!! 電装品を使いまくる夏はバッテリー上がりが急増するぞ!!
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ベストカーWeb より

2025年の夏は長い酷暑となりそう。こうなると人は辛いがクルマだって辛い。特に酷使されるのはバッテリーだ。バッテリー上がりのせいで楽しい夏のドライブが一転、JAFのお世話に…なんてことになる前に、バッテリーチェックを済ませておこう。
文:ベストカーWeb編集部/写真:Adobestock(トビラ画像=sorapop@Adobestock)
バッテリー上がりはJAF出動理由の常連トップ
JAFが発表しているロードサービスの統計によれば、出動理由の第1位はほぼ毎年「過放電バッテリー」、つまりバッテリー上がりだ。2024年度の場合はその件数はなんと97万2393件。全体の42.37%を占めており、断トツのトップだ(※一般道路と高速道路での二輪と四輪の合計)。
最近のクルマはアイドリングストップ機能や電装品の多様化で、知らず知らずのうちにバッテリーが酷使されている。さらに酷暑となればエアコンの負荷が高まり、ますます負担が増す。
特に注意したいのが都市部などでチョイ乗りを繰り返すユーザー。渋滞をノロノロと、しかも短時間走るという状況では、オルタネーターの発電量がバッテリーの電力消費に追いつかないなんてことが起きうるためだ。
バッテリー上がりの予兆を見逃すな
バッテリーの寿命はおおむね2~3年と言われているが、使い方によって延びもすれば縮みもする。「エンジンのかかりが悪いなあ」とか「ライトが暗く感じる」といった予兆を感じたら、まずはフルサービスのガソリンスタンドなどでバッテリー電圧を計ってもらおう。
エンジンを切った状態でおおむね12.4V以上あればバッテリーは正常。それを下回るようなら、まずはバッテリーを充電してみることをオススメする。充電して電圧が復活しても、数日で同じ症状が出るようならバッテリーそのものが限界。買い替えたほうがいいだろう。
とにかく酷暑の夏を乗り切るには、クルマの健康管理が欠かせない。バッテリー上がりはいつ起きてもおかしくない“身近な故障”。だからこそ、今すぐチェックを!